自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
有限会社 小松鋳型製作所
| 事業者名 | 有限会社 小松鋳型製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 石川県 小松市 |
| 業種 | 窯業・土石製品製造業 |
| 技術分野 | 立体造形 |
| 従業員数 | 13人 |
| 資本金 | 900万円 |
| 設立 | 1967年 |
製造メーカーは製品開発の際に試作品を短期間で製作することを求めている。当社は木型・金型を必要としない3Dプリンタを活用した鋳型作成手法を開発し、鋳型と鋳造品の提供サービスを始めた。主要取引先は津田駒工業、石川可鍛製鉄、AGCセラミックスである。
抱えていた課題
やったこと
大型粉体混錬機を導入し、適切な回転速度と混錬時間を探索して鋳型材の生産コスト低減を図った。鋳型材のリサイクル・リユースを進めるため、粉体の分離・回収装置を開発した。造型した鋳型の強度向上と含有水分量の減少を図った。温度コントロールのできる焼成炉を導入し、収縮条件を探索して寸法精度の向上を図った。
| 加工機 | 大型粉体混錬機 |
|---|---|
| その他 | 粉体の分離・回収装置 |
| その他 | 温度コントロールのできる焼成炉 |
新しい製品・サービス:3Dプリンタ用鋳型材
それぞれの課題に合った設備を導入したことで鋳型材を安定的に生産でき、生産性は30%向上した。最適な焼成温度と焼成時間を確定したことで寸法の誤差は0.5%程度まで改善し、納品品質が向上して顧客満足度の上昇につながった。3Dプリンタ用の新しい材料と製造手法について国内特許と海外特許を取得した。鋳型材の活用は陶器やセラミックスの代用品にも広がった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業時からの鋳型事業を深化させ、3Dプリンタ鋳型材の開発に発展させた経緯は読み取れるが、経営戦略上の位置付けは明記されていない。
国内・海外特許取得や大手材料メーカーとのライセンス契約がうかがえるが、市場動向と自社の強み・弱みの分析は書かれていない。
木型・金型の製作に1〜6週間かかるという課題と短納期要望が示され、課題認識は読み取れるが、高付加価値化の具体的数値計画は薄い。
生産性30%向上と寸法誤差0.5%程度への改善という実績は示されるが、今後の付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
従業員13人の企業であることはわかるが、補助事業を遂行する人材や事務体制の具体的記述はない。
木型・金型不要の3Dプリンタ鋳型で短期間の試作を提供する点、主要取引先の具体名や顧客満足度の上昇など、顧客ニーズと選ばれる理由が示されている。
鋳型材の安定生産と品質向上、ライセンス契約による全国販売開始という方向性は示されるが、スケジュールや課題解決の方法の詳細は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
3Dプリンタ用鋳型材という新しい材料と手法で、陶器・セラミックスの代用品としても活用される事例が出ていると書かれている。
販路の拡大や全国販売の開始は書かれるが、雇用創出や川上・川下への波及効果は明記されていない。
生産性30%向上や寸法誤差0.5%程度への改善という成果は示されるが、補助金額に対する費用対効果の記述はない。
3Dプリンタによる木型・金型不要の鋳型作成という先端的なデジタル技術の活用が具体的に書かれている。
3Dプリンタ活用という成長分野への進出がうかがえるが、日本経済の構造転換への言及はない。
石川県小松市での事業所所在は示されるが、地域特性を活かした雇用や地域経済への貢献は書かれていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
鋳型並びに鋳型材の製造手法を大手材料メーカーとライセンス契約し、鋳型材の全国販売を開始したことで、活用をさらに広げていく方針である。
創業時からの事業を深化させながら、新規事業へ挑戦することを続けることで、社会に役立つ企業を目指しております。
公式の事例集より(原文のまま)
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
三菱電機製の高精度金型ワイヤー放電加工機「MV1200R」を導入した。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分