画像式異物除去装置・殺菌機導入による品質向上と販路拡大
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
三石耐火煉瓦株式会社
成果焼成時の歩留まり率 20%→95%
| 事業者名 | 三石耐火煉瓦株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 岡山県 備前市 |
| 業種 | 窯業・土石製品製造業 |
| 技術分野 | 複合・新機能材料 |
| 従業員数 | 75人 |
| 資本金 | 1億円 |
| 設立 | 1892年 |
三石耐火精瓦は明治25年の創業以来、120年以上にわたり耐火精瓦の製造を通じて日本の基幹産業を支えてきた。高品質の定形・不定形耐火物や景観・建築材、水質浄化セラミックスなど新分野の製品開発・製造にも取り組んでいる。東日本大震災の原発事故を機に、大学・研究機関から瓦製造技術を用いた放射線遮蔽材の開発を依頼され、平成23年から約7年かけて放射線遮蔽セラミックス「RASHIX」の開発に成功した。既存の放射線遮蔽材の鉛やタングステン、コンクリートには有害性や希少・高価、遮蔽率が低く耐久性に欠けるといった問題がある。今後は原子力発電所、医療施設、核シェルターなどへの利用で需要が見込まれる。
抱えていた課題
やったこと
混練工程では、水やバインダーを使用せず原料単体の造粒を行うことで、次工程で亀裂が生じない方法を開発した。試験を重ねた上で、最も効率的に造粒を行う装置を導入した。焼成工程では、台車内で温度のバラつきがなく、LPGを燃料に用いることで昇温・降温のきめ細かい温度制御が可能なトンネルキルンを導入した。
新しい製品・サービス:放射線遮蔽セラミックス「RASHIX」
原料の造粒装置とトンネルキルンを新たに導入したことで、焼成時の歩留まり率が20%から95%以上に改善した。これによりRASHIXの量産化体制が一部確立し、すでに製造・販売が行われて医療施設、大学、原発周辺の自治体施設などで使用されている。今後も放射線に関わる分野での需要が見込める。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業以来の耐火瓦製造の延長でRASHIXを開発し、原発・医療施設向けに展開する一貫性はうかがえるが、経営戦略上の位置付けは具体的に書かれていない。
放射線遮蔽材は鉛やコンクリートより高密度・耐薬品性・再利用可能といった強みが書かれ、需要先も示されるが、市場規模や競合比較は数字で示されていない。
既存設備では歩留まり10〜20%で量産できないという課題が明確で、造粒装置とトンネルキルン導入で95%以上に改善した点は読み取れる。ただし成長の数値目標は書かれていない。
付加価値の創出や賃上げの目標値は書かれていない。歩留まり率の改善実績はあるが、それ以外の目標は読み取れない。
開発に約7年かかった経緯や製造・販売実績は書かれるが、補助事業を遂行する人材や体制の具体的記述は見当たらない。
医療施設、大学、原発周辺の自治体施設などで使用されている実績があり、セラミックスより高密度で効率的に遮蔽する特長が示されている。
今後の需要先として原子力発電所や核シェルターが挙げられているが、遂行スケジュールや課題解決の方法は示されていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
鉛やタングステンに代わる放射線遮蔽セラミックスとして、同分野で高い密度・特長を持つ製品であることが具体的に書かれている。
原子力発電所や医療施設など放射線に関わる社会インフラへの利用が見込まれると書かれているが、雇用や波及効果の数字はない。
歩留まりが20%から95%以上に改善したという数字はあるが、投入額に対する付加価値や費用対効果は書かれていない。
瓦製造技術を放射線遮蔽材に応用した点は読み取れるが、デジタル技術やサプライチェーンへの貢献は書かれていない。
放射線分野の需要拡大は示唆されるが、日本経済の構造転換に資するとの記述は見当たらない。
岡山県備前市の瓦製造企業である点はうかがえるが、地域の特性を活かした雇用創出や成長への言及は少ない。
今後も放射線に関わる分野での需要が見込める。
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%