独居老人向け通話機能付ペンダント型緊急通報システムの開発
高齢者個人宅向けのシステムやサービスの課題を検証したうえで、「Qコール電話機」を個人向けに改良した。
| 所在地 | 福井県 敦賀市 |
|---|---|
| 業種 | 総合工事業 |
| 技術分野 | 複合・新機能材料 |
| 従業員数 | 360人 |
| 資本金 | 1.5億円 |
| 設立 | 1952年 |
同社は橋梁などコンクリート構造物の設計施工を手掛け、専門のプレストレスト・コンクリート技術を生かして全国で工事を行っている。現在のインフラ整備では耐久性、低コスト、低環境負荷が求められ、材料から見直す必要があった。コンクリートにフライアッシュを配合すると耐久性が高まることは以前からわかっていたが、地元の北陸電力敦賀発電所からJIS規格に適合するフライアッシュの安定供給が可能になった。
抱えていた課題
やったこと
フライアッシュ専用のサイロや計量器など一連の設備を導入し、原料の配合から自社で行う体制を整えた。生コンクリート中の空気量を調整する混和剤を変更し、材料の配合割合を変えるなど試作を重ね、独自のノウハウを編み出した。その成果を活用し、フライアッシュを使った生コンを用いた橋梁部材を製品化した。
新しい製品・サービス:フライアッシュを配合した高性能生コンクリートおよびこれを用いた橋梁部材
火力発電所の副産物を再生活用し、地元調達により輸送コストを抑え、CO2も削減できた。原料が副産物のため価格も安く、コスト減はわずかだが、資源再生とCO2削減という社会的メリットが大きい。福井県がフライアッシュ生コンの活用推進を打ち出したことを背景に、この生コンを使った橋梁部材が製品化され、すでに工事現場で活用されている。フライアッシュを使った長寿命製品は安全性を高めライフサイクルコストを抑えられ、市場の拡大が見込まれる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
過去の取組として1953年のPC道路橋や1万件超のPC橋梁の実績が書かれ、橋梁事業との一貫性はうかがえる。経営戦略上の位置付けは明示されていない。
道路インフラの老朽化対策や長寿命化ニーズ、北陸の大型公共工事の増加を外部環境として示し、PC技術という自社の強みと結びつけている。
橋梁の維持補修と長寿命化という課題を認識し、フライアッシュ生コンと橋梁部材の製品化で対応する具体的な計画が書かれている。
高付加価値化や賃上げの目標値は書かれていない。ライフサイクルコストの抑制が見込まれるという定性的な記述にとどまる。
専門のPC技術と全国の施工実績、試作を重ねた独自ノウハウが書かれ、遂行できる体制はうかがえる。人員や事務体制の具体性は薄い。
長寿命・低環境負荷・低コストという製品の価値と、道路インフラ老朽化のニーズは書かれている。顧客ターゲットの整理は薄い。
試作と配合検証を進めたことは書かれているが、中長期の遂行スケジュールや課題解決の方法は具体的に示されていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
フライアッシュ配合の高性能生コンは一般的な製品ではないとうかがえるが、普及度や高価格化の数字は示されていない。
火力発電所の副産物の再利用やCO2削減、福井県の活用推進方針に沿う点が書かれ、地域資源活用という公的な意義が読み取れる。
コスト減はわずかだと明記されており、補助金の投入額に対する付加価値増や費用対効果の数字は示されていない。
地元産業の副産物を使う地域循環の取組は読み取れるが、先端的なデジタル技術やサプライチェーンへの波及の記述は薄い。
長寿命化やインフラ維持補修という成長分野への対応と、環境負荷低減の方向性が書かれている。構造転換への言及は明示されていない。
北陸の地元火力発電所の副産物を活用し、福井県の推進方針と県内の大型工事需要に応える地域密着の事業として具体的に書かれている。
橋梁をはじめとする道路インフラの老朽化対策が社会的課題となっており、フライアッシュを使用した長寿命製品は市場での拡大が見込まれる。県内では高速道路リニューアルや北陸新幹線などの大型公共工事が今後も続き、フライアッシュ生コンの使用増加が見込まれる。
人への投資」を通して社会に貢献したいと考えています。
公式の事例集より(原文のまま)
高齢者個人宅向けのシステムやサービスの課題を検証したうえで、「Qコール電話機」を個人向けに改良した。
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