画像式異物除去装置・殺菌機導入による品質向上と販路拡大
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
オルガン針株式会社
| 事業者名 | オルガン針株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 長野県 上田市 |
| 業種 | その他の製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 223人 |
| 資本金 | 3億円 |
| 設立 | 1920年 |
創業は1920年で、ミシン針、メリヤス針、フェルト針を主力とする。国内ミシン針のシェアは80%で、そのうち90%は輸出向けで、数量・金額ともに世界トップシェアを持つ。ファインニット衣類用メリヤス針の品質向上により、川下の繊維産業への貢献を目指していた。
抱えていた課題
やったこと
メリヤス針の“ベラ”と呼ばれる部品を成形する超硬製精密金型について、成形方法の把握と3Dモデル化を行った。微細加工マシニングセンタを導入し、金型の自動加工テストを実施した。3次元CADで設計したデータにより金型を加工するシステムを構築した。製作した金型を用いてメリヤス針を製造し、品質を確認した。
| 加工機 | 微細加工マシニングセンタ |
|---|---|
| ソフト | 3次元CAD |
従来は手加工で製作していた金型を自動加工で製作できるようになった。仕上がりの程度は従来の金型と同等で、金型同士のばらつきがなくなった。これによりメリヤス針の品質の安定化が実現した。加工精度のばらつきがなくなり、コスト低減にもつながると見込んでいる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業以来の針製造の技術を活かし、超精密金型の自動加工へ展開する流れが読み取れるが、経営戦略上の位置付けの記述は薄い。
世界トップシェアのミシン針や製鉄メーカーとの素材共同開発、製造装置の自社設計などの強みは書かれているが、市場動向との関係は示されていない。
ばらつきの解消とコストダウンへの手応えは書かれているが、課題認識から成長につながる計画の具体性は薄い。
品質安定化の成果は書かれているが、付加価値額や賃上げの数値目標は示されていない。
製造装置の開発・設計・組立を自社で行う体制や従業員223名の記載があるが、補助事業の遂行体制の具体は薄い。
ベラ部品の成形用金型という用途やメリヤス針の品質向上ニーズは書かれているが、顧客ターゲットの整理は薄い。
Step1からStep3までの段階的な実施手順は書かれているが、中長期の課題検証やスケジュールの詳細は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
メリヤス針の高精度化を図る取組で、世界トップシェアの針分野の高付加価値化がうかがえるが、数値での裏付けはない。
川下の繊維産業への貢献や国内唯一のメーカーとの記載はあるが、波及効果や雇用創出の数字は示されていない。
コストダウンへの手応えは述べられているが、投入額に対する付加価値増加などの費用対効果の数値は書かれていない。
3次元CADによる設計データ駆動の金型加工システムは、デジタル技術の活用として読み取れるが、サプライチェーン全体への貢献は薄い。
超精密加工技術を電気・電子・半導体業界へ応用している点がわずかにうかがえるが、構造転換への言及は乏しい。
上田市での創業以来の事業展開が書かれ地域の拠点性はうかがえるが、地域経済の牽引に関する具体的記述は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
製造装置の開発・設計・組立を自社で行い、マーケティングとものづくり力の向上の両面で、品質・コスト・リードタイムの改善を続けていく方針。
力を入れること。品質・コスト・リードタイムの改善を粘り強く行い、ものづくりの力を高めていくこと。この2方向で取り組み、ノウハウの深化を図っていきたい
公式の事例集より(原文のまま)
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
市販吟醸酒の醸造から瓶詰・貯蔵までの工程に、全国新酒鑑評会出品の大吟醸酒の技術的要件を応用する形で設備を導入した。
平成25年度ものづくり補助金を活用し、人手に依存せず検査精度と生産性を向上させる「ねじ寸法自動計測システム」を試作開発した。
効果:計測面の焦点深度 2mm→5mm