サッシの金型レス生産ラインの構築による短納期化・多品種生産の実現
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
有限会社ハシモト精機
成果真円度 0.25μm→0.2μm
| 事業者名 | 有限会社ハシモト精機 |
|---|---|
| 所在地 | 三重県 伊賀市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 44人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
同社は自動車、自転車、農業機械、一般工作機、産業用ロボット等に使うベアリングの外輪・内輪・保持器の製造を主力とし、自動車シートベルト巻き取り部分の組立も行っている。保持器は削りだし・穴あけ加工による特殊品で、プレス品に比べ回転の質がよく静かなため工作機械などで使われている。自動車業界では燃費性能向上やモデルチェンジによる商品サイクルの短縮が進み、精度と納期への要求が年々厳しくなっている。取引先からは直径の大きいベアリングの依頼も多く、短納期・高精度化・低コスト化の改善要望があった。
抱えていた課題
やったこと
設備発注にあたり、工場内で設置場所や仕様の技術的課題を検討し、設備メーカーとのヒアリングを経て、φ80mmまでビルトインできる仕様のNC複合旋盤を発注した。納品後はレイアウト改善と動作不良の有無チェックを行い検収した。プログラムの突き出し量はチャックから60mmが最適と確認し、引っ張り出し装置のチャックを調整してワークをチャックから60mmとした。試運転では外径φ60の材料を用い、直径50mm以上の部材もビルトインでき、振動によるぶれが減った。
| 加工機 | NC複合旋盤 |
|---|
新しい製品・サービス:NC複合旋盤機の導入によるφ80mmまでの大径ベアリング部品の高精度・短納期加工
真円度0.2μm、面粗度0.16μmを達成し、直径50mm以上の部材もぶれなく加工できるようになった。5日間の生産数は292個から447個となり、納期は30日から20日に短縮できる見込みが立った。材料の端材削減、消費電力の低下、生産コストやトータルコストの削減も確認された。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
ベアリング保持器の削りだし・穴あけ技術を強みとし、自動車部品向け高精度・短納期要求への対応として設備増設を位置づけている。
自動車部品の精度・納期要求の高まりを市場動向として挙げ、削りだし・穴あけ技術を強みに競争力強化を図ると記述している。
真円度0.25μm目標に0.2μm、納期30日を20日に短縮、トータルコスト11%削減など、課題に対応する数値目標と検証結果が示されている。
生産性292個から447個(1.5倍)、トータルコスト11%削減など数値目標を設定し、試運転で達成を確認している。
従業者数44名は示されているが、補助事業を担う体制や人材、事務処理能力についての記述は見当たらない。
取引先からの短納期・高精度・低コストの要望に応えると書かれているが、顧客ターゲットや選ばれる理由の整理は薄い。
試運転、突き出し量の調整、5日間の生産比較など、遂行方法と検証手順が段階的に示されている。
公開されている事例からは読み取れません。
削りだし・穴あけによる特殊保持器を製作しているとあるが、分野の普及度や高価格化の水準は具体的に示されていない。
自動車・産業機械など幅広い分野に使われると記述があるが、経済波及や雇用創出などの国が補助する理由は示されていない。
トータルコスト11%削減、生産性1.5倍、材料費6.7%低減など費用対効果を示す数値が複数記載されている。
NC複合旋盤の導入は書かれているが、デジタル技術の活用やサプライチェーンへの貢献についての記述は限定的である。
公開されている事例からは読み取れません。
三重県伊賀市と京都府の所在地は記載されているが、地域の特性を活かした付加価値創出や雇用への言及は乏しい。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
顧客満足度や受注能力の向上により、売上全体の増加と利益率の向上につなげている。平成30年には100mmの材料に対応する新たなNC複合旋盤機を導入し、取引先の改善要望や受注の拡大に対応するとともに、従業員の福利厚生の充実と作業環境の改善も図っている。
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分