新システム導入により「復元加工」を可能にし“ 顧客満足の向上、新規顧客の開拓”
Yシャツの仕上げを、商品を乾燥してから仕上げする方式に改善し、二段式乾燥機、ボディプレス、カフスプレス、スリーブプレスを導入した。
株式会社ヨシハラ
成果作業時間(月間) 3,266分/日→1,438分/日
| 事業者名 | 株式会社ヨシハラ |
|---|---|
| 所在地 | 滋賀県 彦根市 |
| 業種 | その他の生活関連サービス業 |
| 従業員数 | 45人 |
| 資本金 | 1.374億円 |
| 設立 | 1981年 |
2009年に宅配クリーニング事業を立ち上げ、インターネットと融合したサービスを展開してきた。毎年120%以上の売上増を確保している。冬物・夏物の衣類を保管してお返しする「保管パック」の冬物商品は、件数ベースで前年比142%(2014年)と高い伸びを示している。
抱えていた課題
やったこと
アセンブリ工程のうち、②分類10から④アセンブリ迄の工程をソーター(クリーニング品を自動で連番に並べ替えて排出する装置)により自動化した。ソーターは5,000点/日の処理が可能である。衣類が排出される間に、アセンブリ表の並べ替えやタタミ品を顧客毎に揃える作業ができるようになった。導入後は、処理した衣類のデータが残るため、作業履歴の確認もできるようになった。
| 加工機 | クリーニング品用ソーター |
|---|
アセンブリ工程の自動化により、作業時間が1ヶ月あたり792時間削減され、換算人員は4人減った。フロア効率は13.7点/㎡から22.3点/㎡に向上し、増大する需要に対応できる工程を整えることができた。また、ソーティングの自動化により顧客の衣類の混入ミスが激減し、衣類の作業履歴も確認できるようになった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
宅配クリーニング事業を2009年に立ち上げ、毎年120%以上の売上増を確保している経緯は読めるが、経営戦略上の位置付けは明記されていない。
冬物保管パックの件数が前年比142%(2014年)とあり需要増は読み取れるが、自社の強み・弱みとの関係は具体的に述べられていない。
スペース拡張や時間延長が困難という課題を認識し、ボトルネック工程の自動化で対応すると具体的に書かれている。
処理能力が2,500点/日から5,000点/日に、月792時間の作業削減、フロア効率13.7から22.3点/㎡と数値目標と効果が示されている。
作業者3人や交代勤務体制への言及はあるが、補助事業を遂行する体制や人材計画は具体的に書かれていない。
せんたく便保管パックの需要が都心で確実に伸びていると書かれているが、顧客ターゲットや選ばれる理由の整理は薄い。
ソーター導入と今後の交代勤務等による生産能力拡大は書かれているが、中長期の検証やスケジュールは具体性が薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
宅配クリーニングを他社に先駆けてインターネットと融合させたと書かれているが、分野の普及度や高付加価値化の水準は明示されていない。
社会的インフラや雇用創出への言及は乏しく、国が補助する積極的理由は読み取りにくい。
約2,800万円規模の投資額は書かれていないが、作業時間削減や人員4人換算の効果が数値で示され費用対効果の方向性は読める。
ソーターによる自動化と作業履歴のデータ管理は書かれているが、サプライチェーン全体への貢献は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
滋賀県彦根市の本社事業所という地域情報はあるが、地域特性を活かした雇用や成長への寄与は書かれていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
せんたく便保管パックの需要は今後も高い成長が期待される。今後も更なる増産に向けて交代勤務等の体制を整え、生産能力の拡大を図る計画である。
Yシャツの仕上げを、商品を乾燥してから仕上げする方式に改善し、二段式乾燥機、ボディプレス、カフスプレス、スリーブプレスを導入した。
着物の洗い張りの自動化設備を導入し、当社で一貫して行う体制をつくった。
効果:手作業では1反仕上がるまで1〜2日要していたが、機械では半日程度で仕上がる。
仕分けを自動化するため、自動分配装置を導入した。