ものづくり補助金平成26年度生活関連サービス業、娯楽業徳島県

ワイシャツクリーニングの24 時間受付と同日引渡しサービスの構築

株式会社セルフ

成果1日の処理能力 5,600枚→7,000枚

この事例のポイント

  • Yシャツクリーニングの需要が年々高まっているのに対し、処理能力が不足していた。
  • 各店舗にYシャツを24時間受付できる投げ込み式無人BOXを設置した。
  • 1日の処理能力 5,600枚→7,000枚。Yシャツ自動立体包装機の導入により1日の処理能力が大幅に増え、包装作業が無人化できた。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社セルフ
所在地徳島県 徳島市
業種洗濯・理容・美容・浴場業
従業員数250人
資本金1,000万円
設立1966年

事業の背景

株式会社セルフは徳島県徳島市に本社を置くクリーニング業者である。Yシャツクリーニングの需要は年々高まってきており、忙しい就業女性や独身男性、単身赴任者などが主な対象であった。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力Yシャツクリーニングの需要が年々高まっているのに対し、処理能力が不足していた。
  • 人手・技能包装作業に4人が必要で、人手がかかっていた。

やったこと

各店舗にYシャツを24時間受付できる投げ込み式無人BOXを設置した。利用者はエコバッグと自己申請用の伝票を使い、Yシャツを投入する。当日11時までに投入したものは当日17時に仕上がって店頭に戻る同日引渡しを実現した。処理能力を高めるためYシャツ自動立体包装機を4台導入した。まず徳島市内の3店舗で24時間受付と同日引渡しのサービスを開始した。

加工機Yシャツ自動立体包装機
その他投げ込み式無人BOX

新しい製品・サービス:Yシャツの24時間受付と同日引渡しサービス

事業の効果

  • 1日の処理能力 5,600枚→7,000枚
  • 包装作業の人員 4人→0人

Yシャツ自動立体包装機の導入により1日の処理能力が大幅に増え、包装作業が無人化できた。24時間受付と同日引渡しで利便性が高まり、潜在ニーズの取り込みと顧客満足度の向上が期待できる。社内全体の生産性も向上した。今後は市内他店舗に展開し、店舗数の増加により雇用を増やす計画である。

審査の観点ごとの評価

いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています

観点の平均2.6 / 5

出典:公募要領 p.44(審査項目)

経営戦略との整合性53%
  • これまでの取組との一貫性2

    創業は昭和41年で長い事業歴があるが、過去の取組との一貫性や経営戦略上の位置づけは事例から読み取れない。

  • 強み・弱みを踏まえた優位性3

    Yシャツ需要が年々高まっていると述べ、共働き世帯や単身世帯を狙う市場認識はあるが、自社の強み・弱みの分析は書かれていない。

  • 課題の認識と解決3

    24時間受付と同日引渡しで利便性を高め潜在ニーズを取り込むと課題と対策は示されるが、高付加価値化への接続は薄い。

事業の実現可能性60%
  • 付加価値・賃上げの目標3

    1日の処理能力が5,600枚から7,000枚に増加、包装4人が無人化と数字はあるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。

  • 事業を進める体制3

    3店舗でのBOX設置や包装機4台導入の実施体制は示されるが、人材や事務処理能力の確保については書かれていない。

  • 顧客とニーズの裏付け4

    対象は就業女性、独身男性、単身赴任者と明示され、24時間受付・同日引渡しという選ばれる理由も具体的に書かれている。

  • 事業化までの道筋4

    徳島市内3店舗から1年以内に市内他店舗、2年目に鳴門市、3年目に阿南市へ展開する段階的スケジュールが示されている。

  • 財務と資金の調達1

    公開されている事例からは読み取れません。

新市場性・高付加価値性40%
  • 新しさ・高付加価値2

    クリーニング業の一般的な普及度に言及はないが、24時間受付のサービスは同分野での差別化をうかがわせる程度である。

公的補助の必要性53%
  • 波及効果・雇用3

    新たな雇用の創出について店舗増加に伴い雇用を増やすと述べるが、規模や人数は示されず波及効果は具体性が薄い。

  • 費用対効果3

    包装作業4人の無人化と処理能力の増加は示されるが、補助金額に対する付加価値増加や費用対効果の数値は書かれていない。

  • イノベーションへの貢献2

    無人BOXや自動包装機による無人化はうかがえるが、先端的デジタル技術やサプライチェーンへの貢献は明記されていない。

政策面40%
  • 成長分野への進出1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 地域経済への波及3

    徳島県内の市へ段階的に展開し雇用を増やす計画で地域性はあるが、地域の特性を活かした付加価値の記述は薄い。

5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。

今後の展望

徳島市内の3店舗で開始したサービスを1年以内に市内他店舗で実施し、2年目に鳴門市、3年目に阿南市へ展開する計画である。

業種と困りごとが近い成果事例

滋賀県生活関連サービス業、娯楽業平成25年度

ソーター導入による売上・付加価値額の増加

アセンブリ工程のうち、②分類10から④アセンブリ迄の工程をソーター(クリーニング品を自動で連番に並べ替えて排出する装置)により自動化した。

効果:作業時間(月間) 3,266分/日→1,438分/日

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成26年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。