自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
株式会社山内製作所
| 事業者名 | 株式会社山内製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 京都府 久世郡久御山町 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 従業員数 | 11人 |
| 資本金 | 1億円 |
| 設立 | 2014年 |
代表取締役の山内衛は12年間、専務の山内通は40年間、精密部品加工や真空チャンバーに携わってきた。会社は2012年9月に創業し、2014年2月に法人化した比較的新しい会社で、職人気質の技術者が集まっている。主な取引先は半導体製造装置メーカーで、装置に使われるアルミやステンレス等の部品加工が主な事業である。次世代型FPD製造装置の需要が拡大し、顧客から納期短縮の要請があった一方、加工レベルが上がりつつある海外事業者との競争もあった。
抱えていた課題
やったこと
三次元測定器(東京精密 SVA1000A-C6)を導入し、測定のデジタル化と測定結果の安定化を図った。測定時の温度条件を安定させるための温度管理を行い、新しい製品ごとの測定プログラムや操作手順をルール化して、測定者による結果のばらつきをなくした。お客様と協力して当社の品質体系を構築し、最終的にはお客様の品質検査を請け負えるまで信頼性を高めた。小型マシニングセンターを導入し、段取り替えや加工時間の短縮を図った。
| 検査測定 | 三次元測定機(東京精密 SVA1000A-C6) |
|---|---|
| 加工機 | 小型マシニングセンター |
三次元測定器の導入により、これまであった測定ムラはなくなり、職人の熟練技術や製作ノウハウを数値化して正確に精度を保証できるようになった。これにより当社の評価が高まり、安定した信用を得ている。小型マシニングセンターの導入では段取り替えや加工時間を短縮でき、フレキシブルな対応が可能になった。この結果、これまで以上に難易度の高い仕事の引き合いを多くいただけるようになった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業以来の溶接・精密加工の経験や熟練技術が強みとして述べられ、過去の取組との連続性はうかがえるが、経営戦略上の位置付けは明記されていない。
高真空チャンバーや気密溶接での高評価や、海外事業者との競争に言及がある。強みと外部環境の関係は一般的な記述にとどまる。
測定ムラ・段取替時間・納期などの課題を整理し、三次元測定器と小型マシニングセンターで解決する流れが具体的に書かれている。
納期短縮や効率化は述べられているが、付加価値額や賃上げの数値目標は書かれていない。
職人の熟練技術や品質体系の構築、顧客との協力に触れているが、人材配置や事務体制の具体は書かれていない。
顧客は半導体製造装置メーカーで、高精度な供給体制や超短納期への対応が選ばれる理由として具体的に示されている。
2020年10月の工場集約移転など後の展開は触れられているが、補助事業の遂行スケジュールや課題解決の方法の詳細は乏しい。
公開されている事例からは読み取れません。
高真空チャンバーや気密溶接など、高水準の付加価値製品を扱うことは述べられているが、数値的な高価格化の根拠はない。
次世代FPD製造装置の需要拡大に触れるのみで、波及効果や雇用創出などの国が補助する理由は明示されていない。
補助金額や付加価値額の増加、生産性向上の数値が示されておらず、費用対効果は読み取りにくい。
三次元測定器による測定デジタル化は述べられているが、サプライチェーン全体のイノベーションへの貢献までは書かれていない。
次世代型FPD製造装置という成長分野の需要に触れているが、日本経済の構造転換との関係は示されていない。
京都府久御山町の立地は示されているが、地域の特性を活かした雇用や経済成長への言及は乏しい。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
2020年10月に分散していた工場を一箇所に集約移転し、さらに作業効率を高めたいと考えている。
誰かが何かを作りたい。そんなときに当社にご相談いただき、お客様の思いを形にすること
公式の事例集より(原文のまま)
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
株式会社キーエンスの画像寸法測定器IM-6700を導入し、技術担当者から操作方法の訓練を受けた。
効果:測定時間 5分→0.004分