画像式異物除去装置・殺菌機導入による品質向上と販路拡大
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
東新工業株式会社
成果処理液の分析に3名×5時間=15時間(1日あたり)を要していたが、測定の自動化とサーバー転送で工数が減り、人的な余力を別工程へ振り向けられるようになった。
| 事業者名 | 東新工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 福島県 いわき市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 表面処理 |
| 従業員数 | 135人 |
| 資本金 | 9,000万円 |
| 設立 | 1969年 |
当社はフープ材の部分めっき技術に強みを持ち、携帯電話・DVD・液晶テレビ・パソコンなどのコネクタやスイッチへ加工を施している。主要顧客は国内上場電子部品メーカーで、スマートフォン関連の受注が増えている。世界的な電子部品市場は現在の5兆円から数年後に7兆円へ達する勢いとされ、自動車・産業機器の電装部品への需要も増すと期待されている。
抱えていた課題
やったこと
いわき工場の生産管理にIoTを導入し、ICP発光分析装置・自動滴定装置・分光光度計などの分析機器を用いてめっき皮膜を高精度に仕上げられるようにした。IoT化の支援ツールとして専用サーバー、インタラクティブホワイトボード、タブレット端末を揃え、機器のネットワーク試験運用で取得データと表示データのひも付けや一連の機器の稼働確認、調整を行った。稼働データを自動でグラフ化し工程の状況や異常をリアルタイムで把握できるようにし、アラーム履歴はサーバーへ保存するネットワーク構成とした。加工条件の設定、機器の操作、データ分析の手順はマニュアル化した。電子帳票は自社で作成し、改版にフレキシブルに対応できるようにした。
| 検査測定 | ICP発光分析装置 |
|---|---|
| 検査測定 | 自動滴定装置 |
| 検査測定 | 分光光度計 |
| その他 | 専用サーバー |
| その他 | インタラクティブホワイトボード |
| その他 | タブレット端末 |
分析と入力作業の工数が減り、人的な余力を別工程へ振り向けて生産性を高められるようになった。管理基準を外れる前にアラートを発信し、不良を未然に防げるようになり、不良率の大幅な低減に手ごたえを得た。電子帳票への切り替えで入力ミスや修正作業が解消され、新規製品への適応も可能になった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
めっき技術の内製化やIoT推進という一貫した方向性は読み取れるが、経営戦略上の位置付けの明示は薄い。
フープ材部分めっきで世界トップクラスの技術を持ち、品質・価格・納期で追随を許さない工場を目指すと具体的に書かれている。
ものと情報の流れの整流化や分析処理液の工数削減など課題認識と対策が具体的に書かれている。
分析工数が1日15時間かかっていたことは書かれるが、付加価値向上や賃上げの目標値は示されていない。
14名のプロジェクトチームでIoTシステムを構築したと書かれているが、体制の詳細は限られる。
主要顧客は国内上場電子部品メーカーで、スマートフォン向けコネクタの高精度めっきという強みが具体的に示されている。
ネットワーク試験運用やマニュアル化などの進め方は書かれるが、スケジュールや中長期の検証は明確でない。
公開されている事例からは読み取れません。
部分めっきで金・パラジウム・ロジウムなど高価な金属を扱い、高水準の高付加価値化を図ると書かれている。
地域の経済と雇用への貢献として2017年度に20名の新卒採用予定と書かれるが、波及効果の定量性は薄い。
分析工数の削減や不良率の大幅低減に手ごたえとあるが、補助金額に対する費用対効果の数値は書かれていない。
IoTによる稼働データのリアルタイム監視やサーバー連携で、工程管理のデジタル化を具体的に進めている。
自動車の電装や成長分野を注視し電子部品需要増に備えると書かれ、市場成長分野への進出はうかがえる。
いわき工場の第3工場建設と20名の新卒採用により、地域の経済と雇用を牽引する意図が具体的に書かれている。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
平成28年11月にいわき工場に隣接して第3工場が完成し、受注拡大に備えている。平成29年度は20名の新卒採用を予定し、地域の経済と雇用への貢献も期している。
無限の可能性を秘めた工場を目指そう
公式の事例集より(原文のまま)
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%