自社設備(大型プレーナー)の改良によるリードタイム短縮化・短納期化の実現
既存の大型プレーナー機1台を改良した。
効果:製作日数 352日→240日
株式会社三和歯車
| 事業者名 | 株式会社三和歯車 |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府 大阪市都島区 |
| 業種 | 業務用機械器具製造業 |
| 従業員数 | 20人 |
| 資本金 | 1億円 |
同社は歯車製造を主軸に、スプロケット、ギア、プーリー、ラックなどの各種歯車製品を手がけ、多品種のオーダー品に強みがある。売上げの約3割は食品製造ライン向けで、ステンレス製品の利点が生かせることから成長してきた。顧客ニーズは中国などの低価格な量産品へと移っている一方で、大型歯車加工や精密加工へのニーズが拡大している。
抱えていた課題
やったこと
最新の門形マシニングセンタを導入し、大型歯車の効率的な製造に使用した。トライアンドエラーを繰り返し、内製化を実現する生産体制の確立に取り組んだ。これまで部分的に外部に委託していた加工を自社で行えるようになり、材料から製造までの自社一貫生産体制が整った。
| 加工機 | 門形マシニングセンタ |
|---|
大型歯車の製造で、これまで外部委託していた加工を自社で行えるようになった。材料から製造までの自社一貫生産体制が整い、納期短縮と低コスト化を実現した。その結果、利益向上につながった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
過去から歯車製造を主軸に事業を拡大し、門形マシニングセンタ導入で大型歯車の生産体制を拡充したとあるが、経営戦略上の位置付けは具体的に書かれていない。
大手が手を出しづらい多品種小ロットのオーダー品に特化し、ステンレス製品は純国産標準品を在庫して短納期に対応すると具体的に書かれている。
外部委託していた大型歯車の加工工程を内製化し、納期短縮と低コスト化を実現して利益向上につなげるという課題と取組の対応が書かれている。
今後の売上げと利益の増大を目指すとあるが、付加価値額や賃上げの具体的な目標値や数字は示されていない。
長男が営業に加わり営業管理部門が強化されたとあるが、補助事業を遂行する人材や事務体制の具体的な記述は薄い。
ステンレス製品や多品種小ロットのオーダー対応という差別化、取引先から高い評価を受けている点が具体的に書かれている。
トライアンドエラーを繰り返し内製化を実現する生産体制の確立に取り組むとあるが、スケジュールや遂行方法の詳細は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
ステンレス加工や大型歯車の精密加工で高付加価値化を図るとあるが、市場の普及度に関する具体的記述はない。
火力・風力発電設備向け大型歯車の需要増が見込まれ、今後の需要増を期待すると具体的な分野が示されている。
補助金額に対する付加価値増加などの費用対効果を示す数字は書かれておらず、納期短縮とコスト削減の定性的記述のみ。
デジタル化の推進や製造現場の自動化への取り組みに触れているが、具体的な技術やサプライチェーンへの貢献の記述は乏しい。
再生可能エネルギーの発電設備向け大型歯車の需要増に対応するとあり、成長分野への進出は読み取れるが具体性は薄い。
大阪市都島区の中小製造業として多品種小ロット対応を行うが、地域の特性を活かした雇用や経済成長への言及は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後の売上げと利益の増大を目指す。親子二人三脚の経営で、今後の新たな事業展開が期待できる。
錆びない、衛生的など、ステンレスの優位性を生かせる分野で新たな需要を喚起していきたい
公式の事例集より(原文のまま)
既存の大型プレーナー機1台を改良した。
効果:製作日数 352日→240日
三菱電機製の高精度金型ワイヤー放電加工機「MV1200R」を導入した。
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。