サッシの金型レス生産ラインの構築による短納期化・多品種生産の実現
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
株式会社セイホウ
成果検査速度 5m/分→200m/分
| 事業者名 | 株式会社セイホウ |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府 大阪市 |
| 業種 | 印刷・同関連業 |
| 従業員数 | 25人 |
| 資本金 | 1億円 |
| 設立 | 1952年 |
昭和27年に正豊特殊印刷所として創業し、ホットスタンプ加工などから事業を始めた。現在は医薬品・化粧品関連が製品の約7割、食品関連が約2割、工業用途などが約1割を占める。医薬品ラベルに特化して他社との差別化を図っている。欧州連合では平成22年に市販医薬品容器への点字表示が義務化され、国内でも点字表示の動きが高まり、点字シールの注文が増えていた。
抱えていた課題
やったこと
点字シールを含む製品の内製化のため、刷り出し・抜き取り用検査機と横軸型ラベル検査装置を導入した。刷り出し・抜き取り用検査機は画像データや版下データを読み込んだ後、出来上がったシールをカメラ下に置くことで自動チェックができ、作業時間は約2分程度で作業員1人で対応可能である。横軸型ラベル検査装置は生産の最終チェックとして全製品の検査を行い、1分あたり200メートルの検査が可能である。これにより製造から検査まで一貫した生産工程を確立した。
| 検査測定 | 刷り出し・抜き取り用検査機 |
|---|---|
| 検査測定 | 横軸型ラベル検査装置 |
新しい製品・サービス:点字シール、紙製ラベルを使った脱プラ製品、雑貨向けPOP
新たな検査装置の導入により、1分あたり200メートルの検査が可能となり、不良品の見逃しが減り生産性が大幅に改善した。1ロールごとに検査することも可能になった。外注が不要になり、外注コストや納期の遅れも解消された。全製品の検査が可能になり、不良品率の低減や生産性向上につながった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
昭和27年創業で医薬品ラベル特化を続け、昭和63年の検査機導入や平成21年のISO9001取得など過去の取組の延長線上に検査機導入が位置づけられている。
差別化のため医薬品関連に特化し、表示ミスは命に関わるため他社がやりたがらない分野で検査体制を強みとしていることが数字つきで読み取れる。
目視検査が1分あたり5mが限度だった課題に対し、横軸型装置で1分200mの検査を可能にし、不良品見逃しと生産性の改善を図っている。
従来1分5mの目視検査が1分200mの検査になると具体的数値が示され、作業時間2分・作業員1人という体制も書かれている。
作業員1人で対応可能と書かれ、ISO認証や検査体制の構築に触れているが、人材や事務処理能力の具体的記述は薄い。
医薬品・化粧品ラベルへの特化、点字シール需要増加、EUの点字表示義務化など需要の裏付けと選ばれる理由が具体的に書かれている。
脱プラ製品や雑貨向けPOPの開発を構想すると書かれているが、遂行方法やスケジュールの記述は見当たらない。
公開されている事例からは読み取れません。
医薬品ラベルへの特化で差別化しているとあるが、普及度や高価格化の具体的根拠は乏しい。
医薬品の表示ミスが命に関わる点は触れられているが、雇用創出や波及効果など国が補助する理由の記述は薄い。
外注コストや納期遅れの解消、不良品率の低減など効果は書かれているが、投入額に対する費用対効果の数字はない。
点字表示対応の検査装置導入で内製化したとあるが、デジタル技術によるサプライチェーン貢献の記述は限定的。
公開されている事例からは読み取れません。
大阪市城東区の地域企業であることは書かれているが、地域の特性を活かした経済成長への寄与は具体的に述べられていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
環境配慮品などにも対応し、時流を捉えていく。雑貨向けPOPの開発やBtoC向けの製品拡充も構想している。
薬関係は表示に間違いがあると命に関わるトラブルになりかねないので、他社はやりたがらない
公式の事例集より(原文のまま)
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
平成27年1月に新型タレットパンチプレス(タレパン)を1台導入した。
効果:加工可能サイズ(長辺) 1,829mm→2,438mm
平成29年3月にマシニングセンタ(Mazak VCN-430A)を導入し、切削工程を社内で一貫して行う体制を構築した。
効果:マシニングセンタの稼働状況 100%→150%