ものづくり補助金平成26年度製造業神奈川県

超高品質食品パッケージ印刷用の検査工程の三重化及び形状品質向上化工程の開発

東和グラビヤ印刷株式会社

この事例のポイント

  • 当社の食品検査装置が旧型で検査工程が非効率になり、メンテナンスに手間がかかっていた。
  • 2016年1月に新型の検査装置(オリエント総業 YM-1200)を導入し、2月まで試験と新担当者の教育を実施した。
  • 1製品当たり1時間弱の作業時間短縮を実現した。

事業者のプロフィール

事業者名東和グラビヤ印刷株式会社
所在地神奈川県
業種印刷・同関連業
技術分野製造環境,測定計測

事業の背景

食品の安全性への要求がより厳しくなる中、当社の食品検査装置は老朽化して効率が悪くなっていた。すでにメーカーのサポートが終了し、交換部品も手に入らない状態だった。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力当社の食品検査装置が旧型で検査工程が非効率になり、メンテナンスに手間がかかっていた。
  • 人手・技能メーカーのサポートは終了し交換部品もない状態で、技術者が四苦八苦しながら検査を続けており、従業員の肉体的負担も大きかった。
  • 品質・精度食品の安全性への要求が高まる中、検査の遅れや手間が当社の競争力を削ぐ要因となっており、早急な改善が必要だった。

やったこと

2016年1月に新型の検査装置(オリエント総業 YM-1200)を導入し、2月まで試験と新担当者の教育を実施した。検査装置を新機種へ入れ替えたことで、品質の向上と検査の効率化を図った。同年4月には成果活用型生産転用を実施し、新規顧客と既存顧客へのPRを開始した。

検査測定オリエント総業 YM-1200(食品検査装置)

事業の効果

1製品当たり1時間弱の作業時間短縮を実現した。コンピューターによる自動制御により、熟練技術者に頼らず検査できるようになった。従業員の肉体労働も削減され、お客様に安心していただける高い検査品質を実現した。さらに大手食品メーカーとの取引につながり、新規顧客の開拓も始まった。

審査の観点ごとの評価

いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています

観点の平均2.4 / 5

出典:公募要領 p.44(審査項目)

経営戦略との整合性53%
  • これまでの取組との一貫性2

    旧型検査装置の老朽化とメーカーサポート終了が課題と読めるが、事業の過去の取組や経営戦略への位置づけは書かれていない。

  • 強み・弱みを踏まえた優位性2

    食品の安全性要求が高まる中で競争力を削ぐ要因だったとあるが、市場動向や自社の強み・弱みの分析は読み取れない。

  • 課題の認識と解決4

    旧型装置で検査工程が非効率だった課題を認識し、新機種への入れ替えで対処した点が具体的に読み取れる。

事業の実現可能性52%
  • 付加価値・賃上げの目標3

    1製品当たり1時間弱の時間短縮という数字はあるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。

  • 事業を進める体制3

    2016年1月導入、2月まで試験や新担当の教育を実施とあり体制の一端はうかがえるが、人材や事務処理能力の詳細は薄い。

  • 顧客とニーズの裏付け3

    大手食品メーカーとの取引を筆頭に顧客はあるが、ニーズの裏付けや選ばれる理由の整理は具体性が薄い。

  • 事業化までの道筋3

    2016年1月導入、2月試験、4月稼働と時系列の段取りは示されているが、中長期の検証は薄い。

  • 財務と資金の調達1

    公開されている事例からは読み取れません。

新市場性・高付加価値性40%
  • 新しさ・高付加価値2

    食品検査装置の分野で高付加価値化を図る内容とまではいえず、わずかにうかがえる程度にとどまる。

公的補助の必要性60%
  • 波及効果・雇用2

    食品の安全性向上という社会的要請はうかがえるが、波及効果や雇用創出の記述は読み取れない。

  • 費用対効果4

    1製品当たり1時間弱の時間短縮と従業員の肉体労働削減が示され、効果の大きさが具体的に読み取れる。

  • イノベーションへの貢献3

    コンピューターによる自動制御の導入は読み取れるが、サプライチェーン全体への貢献は書かれていない。

政策面20%
  • 成長分野への進出1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 地域経済への波及1

    公開されている事例からは読み取れません。

5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。

事業者の声

より良い製品をより速く

公式の事例集より(原文のまま)

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成26年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。