おかずみその殺菌方法の変更による安全性、作業環境改善、コストダウンの実現
温水加熱ニーダー等3機種を導入し、製品の湯煎殺菌とどぶ漬け殺菌の方法を新たな独自の殺菌方法に変更した。
効果:ボイラー燃料費(年間) 256万円→84.9万円
西川商工株式会社
成果レアメタル含有原料の取り扱い数量 160t/月→165t/月
| 事業者名 | 西川商工株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府 大阪府堺市 |
| 業種 | 鉄鋼業 |
| 技術分野 | 材料製造プロセス |
| 従業員数 | 75人 |
| 資本金 | 3,315万円 |
西川商工は大阪府堺市内に4営業所を置き、製造現場や建設・解体現場から出る鉄・アルミ・銅・ステンレスなどの金属廃棄物を回収し、選別と加工をして製造業に原料として販売している。都市鉱山と呼ばれる廃棄物中の金属に注目が集まり、限られた金属資源を有効活用する役割が重視されている。従業員は75名である。
抱えていた課題
やったこと
エネルギー分散型蛍光X線分析装置「EDX-7000」を導入し、複数のサンプルを一度に分析できるようにした。従来の装置と違い液体窒素の補充が不要になり、マグネシウムなどの軽元素にも対応できるようになった。さらに、携帯型のレーザー発光ハンドヘルド金属材料判別器を平成27年4月に導入し、作業現場で即時に分析できるようにした。二種類の分析器を使い分けることで、迅速な選別と価格提示が可能になった。
| 検査測定 | エネルギー分散型蛍光X線分析装置「EDX-7000」 |
|---|---|
| 検査測定 | レーザー発光ハンドヘルド金属材料判別器 |
分析器の導入で成分分析の精度が上がり、選別の正確性が高まった。分析時間が短くなり、液体窒素の補充も不要になったため、作業の効率化と費用面の削減が進んだ。客観的な分析データを示せるようになり、取引先に価格の根拠を明確に説明でき、信頼性が高まった。その結果、成分が保証された鋳造向け原料を高価格で販売できる見通しが立ち、新規顧客の開拓にも有利になると期待している。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
都市鉱山の金属リサイクルを手がけ、2015年に分析器を導入して選別を強化し、3年以内に月約160tから165tへの取扱増を目指すと書かれている。
分析器による正確な成分保証で、鋳造向け原料を月約700tから1,000tへ、高価格で販売する計画が具体的に示されている。
作業員の経験に頼る選別で正確性や回収率に限界があった課題を挙げ、分析装置導入で解決し付加価値品の販売につなげる流れが書かれている。
月約160tから165t、鋳造向け月700tから1,000tという数値目標が示されているが、実現の根拠は限定的である。
従業員75名と記載はあるが、補助事業を遂行する体制や担当者の役割は具体的に書かれていない。
客観的な分析数値を取引先に示せる点が価値とされ、鉄鋼メーカーや鋳造メーカーなど顧客層と選ばれる理由が明確に書かれている。
3年以内に取扱数量を引き上げる時期目標は示されているが、中長期の課題検証や遂行スケジュールの詳細は書かれていない。
資本金33,150千円の記載はあるが、補助事業の資金調達計画や金融機関からの調達見込みは公開されている事例からは読み取れません。
分析で成分を保証した鋳造向け原料を高価格で販売し、販売量が少なくても付加価値が評価される市場と書かれている。
金属資源の有効活用や環境問題の解決に貢献し、製造業を下支えする役割があると述べられているが、雇用や波及効果の数値はない。
ランニングコストを月5万円以上削減したと具体的に書かれているが、補助金投入額に対する効果は示されていない。
分析数値を取引先に提供する仕組みや、携帯型分析器の活用は書かれているが、サプライチェーン全体への革新性は限定的である。
都市鉱山や金属リサイクルという資源循環分野の取組は書かれているが、日本経済の構造転換への言及は乏しい。
大阪府堺市内に4営業所を展開して地域で回収を行い、地域に根ざした事業であることがうかがえるが、地域経済への効果は具体的でない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
3年以内にレアメタル含有原料の取り扱い数量を月間約165tへ引き上げ、鋳造向け原料の販売量を月間約1,000tへ伸ばすことを目指す。鉄スクラップ部門にも分析器を生かし、付加価値の高い商材で新規顧客を開拓して、信頼性を武器に成長を目指す。
スクラップの買い取りとリサイクル素材の販売の両面で、価格設定の根拠を明確にできるようになり、信頼性が高まった
公式の事例集より(原文のまま)
温水加熱ニーダー等3機種を導入し、製品の湯煎殺菌とどぶ漬け殺菌の方法を新たな独自の殺菌方法に変更した。
効果:ボイラー燃料費(年間) 256万円→84.9万円
平成25年度ものづくり補助金を活用し、人手に依存せず検査精度と生産性を向上させる「ねじ寸法自動計測システム」を試作開発した。
効果:計測面の焦点深度 2mm→5mm
株式会社キーエンスの画像寸法測定器IM-6700を導入し、技術担当者から操作方法の訓練を受けた。
効果:測定時間 5分→0.004分