新規製品の製造受注への対応とオリジナル商品の開発
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
此の友酒造 株式会社
| 事業者名 | 此の友酒造 株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 兵庫県 朝来市 |
| 業種 | 飲料・たばこ・飼料製造業 |
| 技術分野 | バイオ,製造環境 |
| 従業員数 | 8人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1690年 |
かつては隣近所の人が晩酌で地酒を飲むのが普通と考えられていたが、現在は晩酌に紙パックなどの大手メーカーの酒を飲み、いざというときに地酒を用意することが一般的になっている。日本酒を好む女性や外国人も増えており、消費者の変化への対応が必要になっていた。同社は創業以来326年の歴史があり、但馬杜氏の伝統の技を継承している。
抱えていた課題
やったこと
洗米タンクとリフトを導入し、一度に大量の洗米ができるようにした。これにより、少人数でも吟醸酒の原料処理が可能になった。もろみ搾り機も導入した。雇用が安定したことで通年醸造が可能となり、夏季でも日本酒を製造できるようになった。これにより少ロットの日本酒を消費者のニーズに合わせて作れるようになり、味の好みやアルコール度数、瓶やラベルのデザインまで注文者に合わせたPB商品を製造できる体制を整えた。
| 加工機 | 洗米タンク |
|---|---|
| その他 | リフト |
| 加工機 | もろみ搾り機 |
新しい製品・サービス:注文者に合わせた少ロットのPB商品(味の好み、アルコール度数、瓶やラベルのデザインまで対応)
洗米タンクとリフトの導入により、小人数でも吟醸酒の原料処理ができるようになった。吟醸酒の製造は取組前と比べて10%増加した。雇用が安定し、通年醸造が可能になったことで、夏季にも日本酒を製造できるようになった。少ロットでの注文者に合わせた商品づくりにも対応できるようになった。
少ロットのPB商品を飲食店や小売店に提案していく考えである。酒米生産農家とのコラボ商品開発も行っており、ワイングラスに合う吟醸酒の海外展開も模索している。
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
低温・緩速熟成製塩装置を導入した。
効果:大粒結晶の割合(一つの塩取鍋あたり) 4kg→8kg