回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
正和産業株式会社
| 事業者名 | 正和産業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 和歌山県 有田市 |
| 業種 | ゴム製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 50人 |
| 資本金 | 6,000万円 |
| 設立 | 1976年 |
1976年に中和繊維工業所の事業部から分離して設立された、シールパッキンの専業メーカーである。主要製品は自動車、油圧・空気圧機器、真空装置などの産業機器向けのシールパッキンで、現在は自動車業界向けの割合が高い。樹脂製シール部品は1999年から本格的に製造を始めたものの、売上に占める割合は10%に満たず、売上の大半はゴム製シール部品に依存していた。ゴムの仕入環境などが変化すると業績への影響が大きいという課題を抱えていた。
抱えていた課題
やったこと
現有のNC旋盤より高精度・高精密・高速加工が可能なインテリジェント機能付きNC旋盤を導入した。これにより、樹脂製シール部品の増産と新規部品の受注に対応できる生産体制を整えた。
設備導入後、既存の得意先から樹脂製バルブ用シール部品の受注が増加基調で推移し、成果が早くも出ている。自動車業界とは異なるルームエアコン関係の樹脂製シール部品も新規に受注した。受注が増えて生産が追いつかない状況も生じており、樹脂を精度高く切削できる企業が少ないことも引き合いの増加につながっている。一方で、増加する受注に安定して応えることが今後の課題となっている。
樹脂製品部門を2本目の柱とするため、2年後(2018年)に売上全体に占める割合を10%以上、中長期的には30%まで高める考えである。安定供給に向けてNCオペレーターを新規雇用し、新たな設備投資も視野に入れている。ゴム製品部門と樹脂製品部門の両方へ積極的に投資し、生産力を高めていく方針である。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
旋削加工とマシニング加工を一台で行える最新型マシニングセンタ(複合加工機)を導入した。
効果:半導体装置のフッ素樹脂部品20個の加工所要時間 1,310分→950分
大型製品の加工に対応するため、マシニングセンタを導入した。