回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社 ひかわ
| 事業者名 | 株式会社 ひかわ |
|---|---|
| 所在地 | 島根県 出雲市 |
| 業種 | 飲料・たばこ・飼料製造業 |
| 技術分野 | 製造環境 |
| 従業員数 | 85人 |
| 資本金 | 1億円 |
| 設立 | 1971年 |
昭和46年創業の当社は、島根県をはじめ静岡、京都、鹿児島、福岡などから選んだ茶葉を原料に、お茶関連製品をOEM生産してきた。顧客は国内の大手飲料メーカーが中心で、近年は個人客への提供も行っている。海外の飲料メーカーから抹茶パウダーの量産について相談があったが、当社は抹茶パウダーの製造経験がなかった。
抱えていた課題
やったこと
大量生産に対応できる抹茶パウダー専用の粉砕機を導入した。茶葉の種類やブレンド比率を変えながらテストを繰り返し、顧客の要望する抹茶パウダーの試作を行った。試作当初は茶葉の特性を把握できず、想定通りの抹茶パウダーを完成できなかった。その後もオペレーターが工夫を繰り返し、茶葉の性質を考慮した加工技術を習得した。
| 加工機 | 抹茶パウダー専用粉砕機 |
|---|
新しい製品・サービス:海外向けの飲料用抹茶パウダー
良質な抹茶パウダーを量産できる体制が整った。これまで経験のなかった抹茶パウダーの生産ノウハウを得ることができた。テストを繰り返して茶葉をブレンドする技術も身につき、今後の商品開発に役立つと見込まれる。取引先へ積極的に提案できる環境も整った。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
昭和46年創業で茶関連製品のOEM生産を続けてきたと書かれるが、抹茶パウダー事業の位置付けは明記されていない。
海外飲料メーカーからの相談を起点に抹茶需要の拡大に触れるが、自社の強み・弱みとの関係は具体的に書かれていない。
量産設備がなく大量生産時の品質確保が困難だった課題が示され、設備導入で解決する流れが読み取れるが、事業計画の数値は書かれていない。
出荷量の増大が期待されると書かれるのみで、付加価値や賃上げの目標値は示されていない。
オペレーターの工夫の繰り返しや試作を重ねた点から体制がうかがえるが、人材や事務処理体制の記述は薄い。
高品質な抹茶パウダーが国内外の食品メーカーに注目されていると書かれ、顧客ニーズの裏付けはやや読み取れる。
試作を重ねて茶葉の特性を把握し加工技術を習得した経緯が書かれ、課題解決の方法はある程度読み取れる。
公開されている事例からは読み取れません。
抹茶は日本文化の代表として需要が広がり商品数も右肩上がりと書かれるが、高付加価値化の水準は示されていない。
海外展開や日本文化の魅力向上に触れるが、雇用創出や波及効果など国が補助する積極的理由は書かれていない。
稼働率の上昇や売れ行きの好調は書かれるが、補助金投入額に対する効果の数値は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
抹茶の海外需要拡大に触れるが、日本経済の構造転換に資する点は明示されていない。
出雲市斐川町の本社と工場が示されるが、地域特性を活かした雇用や成長への言及は乏しい。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
海外向けの飲料用抹茶は売れ行きが好調で、今年に入ってからも実績が伸びている。濁り飲料用パウダーや輸出用の大麦若葉パウダー加工の依頼も受けており、設備の追加も検討している。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
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効果:処理時間 60分→5分