人にも環境にもやさしい「エコ洗剤」の企画・製造・販売事業
エコ洗剤の条件として合成界面活性剤を無添加とし、人と環境に優しい石鹸製法を採用することを設定した。
有限会社たかせん
成果ブラウスの需要 1倍→1.8倍
| 事業者名 | 有限会社たかせん |
|---|---|
| 所在地 | 山口県 山口市 |
| 業種 | 洗濯・理容・美容・浴場業 |
| 従業員数 | 12人 |
| 資本金 | 300万円 |
| 設立 | 2000年 |
有限会社たかせんは創業57年目で、山口市南部(旧小郡町)を中心に地域密着で店舗を展開し、顧客満足度を重視してきた。新山口駅周辺は事業所の進出が著しく昼間の流入人口が多く、共働き世帯も確実に増えている。働く女性の多くが着用するブラウスは料金が高いため、これまでは家庭で洗濯されることがほとんどだった。
抱えていた課題
やったこと
人体型乾燥仕上げ機を導入し、洗濯後の乾燥と仕上げ作業を同時に進められるようにした。これにより、従来は限られたスタッフでしかできなかった乾燥・仕上げ作業を、普段アイロンを持たない受付スタッフ等でも行えるようになった。当社の年間取扱点数のうち男性Yシャツは3割で、男性・女性用スーツの比からブラウスは男性Yシャツの3分の1の需要が見込めると判断した。価格を引き下げてテストマーケティングを実施したところ、約1.8倍の需要増加がみられた。
乾燥と仕上げを同時に行えるようになり、受付スタッフ等の手待ち時間が減って作業効率が上がった。ベテランスタッフがブラウスの仕上げに付きっ切りになる必要がなくなり、生産性が向上するとともに人件費コストを引き下げられた。ブラウスの利用料金は設備導入前より40%安くなり、他社より価格面で優位に立てた。顧客の反応は良いものの、料金引き下げの周知が不十分で、当初予定していた利用数にはまだ至っていない。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業57年の地域密着型店舗で、顧客満足を重視する経営方針は読み取れるが、ブラウス事業をどう位置づけるかの記述は薄い。
新山口駅周辺の事業所進出と共働き世帯の増加を捉え、ブラウス需要はYシャツの3分の1と見込み、テストで約1.8倍の増加を確認している。
ブラウスの乾燥が約80分かかり仕上げに手間がかかる課題を示し、人体型乾燥仕上げ機で料金を40%下げる対策が具体的に書かれている。
付加価値額や賃上げの数値目標は書かれていない。利用数は当初予定に届いていないと述べるにとどまる。
従業員12人の体制で、受付スタッフも乾燥・仕上げができるようになったと書かれているが、事務処理体制の記述は少ない。
働く女性をターゲットに、価格を40%下げてテストマーケで約1.8倍の需要増を確認し、他社より価格で優位に立つ理由が数字で示されている。
看板、折込み広告、地域情報新聞、Webマーケティングなど販促の手段は挙げられているが、実施時期や中長期のスケジュールは書かれていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
女性ブラウスを対象に料金をYシャツ並みへ引き下げる取組で、同分野での高価格化ではなく、新市場の開拓を狙う内容である。
共働き世帯の増加や新規雇用に触れているが、川上・川下への波及や国が補助する理由の具体的な説明はほとんどない。
乾燥時間短縮と人件費の引き下げは書かれているが、投入した補助金額に対する付加価値増加や生産性の数値は示されていない。
人体型乾燥仕上げ機の導入は書かれているが、先端的なデジタル技術やサプライチェーンへの貢献は読み取れない。
共働き世帯の増加に対応する記述はあるが、日本経済の構造転換につながる成長分野への進出とは言えない。
山口市南部で地域密着型の店を展開し、地域に欠かせない企業を目指すと書かれているが、雇用創出や地域経済の成長への言及は弱い。
ブラウスの価格引き下げで新規顧客を増やし既存客の単価アップを図る。新規顧客が増えれば他の衣料の利用増やリピーターの増加も期待できる。利用が増えればさらに料金を下げることも可能で、地域に欠かせない企業を目指す。
エコ洗剤の条件として合成界面活性剤を無添加とし、人と環境に優しい石鹸製法を採用することを設定した。
アセンブリ工程のうち、②分類10から④アセンブリ迄の工程をソーター(クリーニング品を自動で連番に並べ替えて排出する装置)により自動化した。
効果:作業時間(月間) 3,266分/日→1,438分/日
複数アイテムの同時処理が可能な内胴分割式洗濯脱水機(特注)を導入し、超小ロットの処理に対応できるようにした。