吟醸酒の高品質化、安定生産を可能にする工程設計と試作開発
市販吟醸酒の醸造から瓶詰・貯蔵までの工程に、全国新酒鑑評会出品の大吟醸酒の技術的要件を応用する形で設備を導入した。
株式会社ミヤプロ
| 事業者名 | 株式会社ミヤプロ |
|---|---|
| 所在地 | 香川県 高松市 |
| 業種 | 印刷・同関連業 |
| 従業員数 | 29人 |
| 設立 | 1976年 |
印刷原稿は形式が多様で、印刷トラブルに発展しやすい状況だった。印刷会社の営業担当は打ち合わせを兼ねて客先を訪問し、入稿データの受け取りや修正依頼のために何度も訪問していた。大手企業からはOffice系ソフトのデータをそのまま入稿したいというニーズも増えていた。
抱えていた課題
やったこと
入稿に慣れていない人でも簡単に扱える自動入稿システムの開発にあたり、基本仕様の検討、検討会の開催と仕様決定を行った。入稿データごとのバージョンや各種印刷商品の後加工の仕様、入稿専用ホームページのデザインを検討した。パルフラップ社のデータ変換エンジンをベースに印刷技術とシステムを開発した。サービス実施準備では商品の絞り込みと各サービスの最終決定を行い、実施と検証では顧客の体感や社内フローを検証しながら品質向上と安定を図った。試作の検証では、Office系データやPDFで様々な用紙サイズの設定、特殊なフォント、大きな画像を含むデータ、1GBを超えるファイルを用いてテストし、エラーチェックとデータ変換の精度を確認した。
新しい製品・サービス:B to B型Web to Printシステム(印刷原稿自動入稿システム)
他社へのプレゼンテーションでエラーチェック・印刷用データ変換機能と入稿専用ホームページの基本機能が高く評価された。各社の製品やオプション加工のバリエーション、ユーザー管理機能についてもカスタマイズ要望を得た。入稿を24時間365日いつでも行えるため、時間的ロスが減り本業に専念できる時間が生まれる見込みである。社内利用による売上増と、印刷会社への販売による5年後の売上増3,000万円を目指している。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
印刷業界の新サービスとして印刷会社向けWeb to Printシステムを開発し、印刷業の枠を超える方針と記載があるが、過去の取組との連続性は具体的に書かれていない。
入稿の非効率やOffice データ入稿ニーズの増加を課題とし、エラーチェック精度を高い水準で実現した点や他社プレゼンでの高評価が書かれている。
24時間入稿や自動エラーチェックで時間的ロスを減らす計画と、社内売上増対前年比、5年後売上増3,000万円の目標が書かれている。
5年後売上増3,000万円、導入費用400万円・保守月10万円、社内売上増対前年比の目標数値が示されているが、達成根拠の詳細は薄い。
開発を5工程で実施し、パルフラップ社のエンジンをベースに開発したと記載があるが、体制や人材の詳細は書かれていない。
印刷発注会社の入稿負担が顧客ターゲットで、Office 形式の入稿ニーズや他社からの機能評価が示されている。
基本仕様から実施と検証までの工程と、スタンドアローン版の開発や代理店契約の強化が書かれているが、スケジュールは具体的でない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
Web to Print市場は500億円規模と記載され、印刷会社の従来対応を超える新しい取組であることがうかがえる。
Web to Print市場の拡大期待や業界の効率化に触れているが、雇用創出や波及効果の記載は薄い。
時間的ロスの削減や業務専念時間の創出が述べられているが、投入額に対する費用対効果の数値は示されていない。
B to B型Web to Printシステムにより印刷業界の入稿プロセスを変革し、業界横断のサプライチェーン効率化に貢献する点が書かれている。
Web to Print市場の成長に触れており、印刷業の新たな分野への進出がうかがえるが、構造転換との関連は明示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
日本のWeb to Print市場は印刷通販の盛況もあり500億円規模である。B to Bのビジネスモデルで企業のWeb to Printシステム利用率が向上すれば、従来の印刷会社も対応を始め、さらに市場が拡大すると期待される。Web を介さないスタンドアローン版の開発にも取り組み、代理店契約と販売促進を強化する。
市販吟醸酒の醸造から瓶詰・貯蔵までの工程に、全国新酒鑑評会出品の大吟醸酒の技術的要件を応用する形で設備を導入した。
株式会社キーエンスの画像寸法測定器IM-6700を導入し、技術担当者から操作方法の訓練を受けた。
効果:測定時間 5分→0.004分
温水加熱ニーダー等3機種を導入し、製品の湯煎殺菌とどぶ漬け殺菌の方法を新たな独自の殺菌方法に変更した。
効果:ボイラー燃料費(年間) 256万円→84.9万円