おかずみその殺菌方法の変更による安全性、作業環境改善、コストダウンの実現
温水加熱ニーダー等3機種を導入し、製品の湯煎殺菌とどぶ漬け殺菌の方法を新たな独自の殺菌方法に変更した。
効果:ボイラー燃料費(年間) 256万円→84.9万円
興洋フリーズ株式会社
成果うろこ取りの処理能力(1日あたり匹数) 50匹→300匹
| 事業者名 | 興洋フリーズ株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 高知県 高知市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 製造環境 |
| 従業員数 | 12人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1986年 |
当社は高知県産の魚介類を一次加工して販売するほか、調理の手間を省く二次加工品の製造も手がけている。県沖合には約1,500種の魚がおり、メヒカリやヒメイチ、ユネアジなどの小型魚は味がよく資源も豊富である。小型魚の加工品は量販店や飲食店、一般消費者から一定のニーズがあるが、加工の手間が大きく量産に至っていなかった。
抱えていた課題
やったこと
水圧式のエフビックうろこ取り機(UP-12K)を1台導入し、魚のうろこを水圧で飛ばす方式で処理するようにした。スライサーを1台リース契約で導入し、小型魚(5cm~20cm)に適したサイズで三枚おろしができるようにした。手作業で行っていたうろこ取りと三枚おろしを機械化し、定量的かつ安定的に製造できる環境を整えた。
| 加工機 | エフビックうろこ取り機(UP-12K) |
|---|---|
| 加工機 | スライサー(リース契約) |
新しい製品・サービス:県内初の県産小型魚の一次加工品・二次加工品(魚のフィレ、天ぷら・フライ用、酢じめ用、寿司ネタ、魚のフィレを使った惣菜)
うろこ取り機とスライサーの導入により、小型魚の処理能力が大幅に向上し、魚開きまでの作業可能量は1日あたり10~20倍となった。作業人数は7名から4名になり、作業時間も8時間から5時間に短縮された。うろこ取りが水圧式になったことで大腸菌による汚染のリスクがなくなり、衛生面の信頼も確保できるようになった。手首の負担が減り、従業員の健康と労災の回避にもつながった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
過去の取組として県内初の小型魚の機械化量産を掲げ、既存商品の量産化に結びつけている。ただし経営戦略上の位置付けは明記が少ない。
県外飲食店チェーンや食材卸からの原魚支給加工の注文増、「よそでは取れない」魚種の強みに言及し、競争優位性を具体的に示している。
課題として小型魚の不均一さや手作業による工程負担を挙げ、うろこ取り機で300匹/日、スライサーで1,000匹以上/日の処理能力向上を数値で示している。
工程人員を7名から4名、作業時間を8時間から5時間に短縮し、作業可能量が10~20倍になるなど具体的な目標と効果が示されている。
従業員12名の規模と工程ごとの人員配置はうかがえるが、補助事業を遂行する体制や事務処理能力への言及は読み取れない。
量販店・飲食店からの一定のニーズ、ファストフィッシュ認定商品、個食・病院・施設・宅配食の利用見込みなど顧客ターゲットと選ばれる理由が示されている。
県外への販路拡大やOEM受注増、新商品開発の方向性は書かれているが、遂行スケジュールや課題解決の段取りの詳細は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
県内初の小型魚(5~20cm)の一次・二次加工の機械化量産で、他社にはない高知産養殖チョウザメ等の差別化にも言及している。
高齢化対応の個食需要や県内の廃棄されていた小型魚の活用にわずかに触れるが、波及効果や雇用創出への言及は乏しい。
処理能力や作業時間、人員削減の数値は示されているが、補助金投入額に対する付加価値増加の数値は書かれていない。
機械化による衛生度向上や腱鞘炎・労災防止は書かれているが、デジタル技術やサプライチェーンのイノベーションへの言及は少ない。
公開されている事例からは読み取れません。
県内の小型魚を活用し高知県初の流通体制を整えるなど地域資源の活用は読み取れるが、雇用創出や地域成長への効果は具体的に示されていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
高齢者の個食需要に応えるため、電子レンジで温めるだけで食べられるファストフィッシュ認定商品の開発と製造に注力する。使いやすい加工と容量で県外の店舗の需要を掘り起こし、県外への販路拡大と受注増につなげる。高知産養殖チョウザメのキャビアやムニエル、寿司ネタの販売も拡大する方針である。
温水加熱ニーダー等3機種を導入し、製品の湯煎殺菌とどぶ漬け殺菌の方法を新たな独自の殺菌方法に変更した。
効果:ボイラー燃料費(年間) 256万円→84.9万円
株式会社キーエンスの画像寸法測定器IM-6700を導入し、技術担当者から操作方法の訓練を受けた。
効果:測定時間 5分→0.004分
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。