ものづくり補助金平成25年度製造業大分県

「鷹来屋」のブランド構築並びに成長戦略の足掛かりとなる設備導入計画

浜嶋酒造合資会社

この事例のポイント

  • 需要の急増に生産体制が追いつかず、品質の安定化にも苦慮していた。
  • 安定した蒸気で米を蒸し上げる蒸し器をはじめ、ボイラー設備等の大規模な設備を導入した。
  • 作業の効率化と作業時間の短縮に成功し、原材料のひび割れによるロスが減少した。

事業者のプロフィール

事業者名浜嶋酒造合資会社
所在地大分県 豊後大野市
業種食料品製造業
技術分野バイオ
従業員数5人
資本金250万円
設立1890年

事業の背景

明治22年創業の老舗で、昭和54年に酒造りを中断したが、蔵元杜氏となった5代目の浜嶋弘文代表が平成9年から17年ぶりに再開した。主力は「鷹来屋」ブランドの日本酒で、大分を代表する人気酒蔵のひとつになっている。日本酒ブームを背景に需要が急増した一方、以前から使う古びた設備では生産が追いつかなかった。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力需要の急増に生産体制が追いつかず、品質の安定化にも苦慮していた。
  • 人手・技能作り手の高齢化が進み、新たな人材の育成と技術の承継も課題となっていた。
  • 納期・工程老朽化が進み、キャパシティ的にも限界の酒蔵の生産工程を再構築することが避けられない時期だった。

やったこと

安定した蒸気で米を蒸し上げる蒸し器をはじめ、ボイラー設備等の大規模な設備を導入した。手作りにこだわってきた部分は残しつつ、機械化すべき工程を吟味して生産工程を再構築した。品質、生産性、作業の安全性の向上を目的とした。

事業の効果

作業の効率化と作業時間の短縮に成功し、原材料のひび割れによるロスが減少した。蒸米の品質が向上し、低温長期もろみの発酵形態を確立した。吟醸酒などの高額商品では品質管理体制が徹底され、投資効果を実感しているという。新たな商品開発を可能とする体制も整った。

事業者の声

いいものをつくるという職人の“志”が原動力

公式の事例集より(原文のまま)

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成25年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。