回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
ニシジマ精機株式会社
成果加工時間 64時間→32時間
| 事業者名 | ニシジマ精機株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 大分県 佐伯市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 42人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1967年 |
同社は製鉄関連機械の部品加工・組立を主力に、一般産業機械、半導体装置部品、船舶部品の一貫生産体制を確立している。県内では珍しく二交代制を採用し、準夜勤体制で短納期対応を可能にしている。国内は量産品対応、海外は難易度の低い製品の需要と二極化しており、取引先の要求は多様化して複雑形状品や一貫生産品の要求が高まっている。
抱えていた課題
やったこと
最新鋭の固定5軸大型五面加工機を導入し、工場面積を拡張した。加工能力は従来の10トン級から、幅3,000mm×長さ8,000mm×高さ2,000mmとなり、テーブル上で移動させながら加工すれば最大12,000mmまで対応できるようになった。従来は角度治具を約16時間かけて製作し、約48時間かけて斜め45度に傾斜させながら上面・下面を加工していたが、上面加工時に同時段取りで斜め45度の加工が可能になった。ヘッドを自在に動かせるため、これまで不可能だった600度以上の斜め穴加工も可能になり、NCプログラムも簡単になった。
大型五面加工機の導入により、加工時間が約64時間から約32時間へと半減し、時間コストが削減された。治具製作と段取りの時間も短縮され、プログラム作業の負担も軽減された。大型製品の受注が可能になり、既存取引先からの受注増に加え、大手造船メーカーとの取引拡大も期待されている。人材育成の強化により生産能力全般の底上げも見込まれている。
本事業を機に事業領域を広げ、水力・火力発電装置や航空宇宙分野への展開を目指す。2017年をめどにベトナム進出も計画している。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
従来チップ原料や合板芯材にしか使われていない国内の杉・檜の間伐材を、高付加価値の板材(原板パネル)に加工する新工法を開発した。
効果:従来工法と新工法の比較で約85%の時間短縮