顧客自身が薬剤を使わずに害虫駆除作業を実施するサービスの普及
薬剤を使わずにトコジラミを駆除するため、食品工場で使われるドライアイスによる殺虫を応用し、中型ドライアイス噴霧機を採用した。
効果:フィールドテストの総合評価は合格点の75%を上回る79.2%
株式会社光建自動車整備
成果鈑金塗装1台当たりの燃料費 5,000円→500円
| 事業者名 | 株式会社光建自動車整備 |
|---|---|
| 所在地 | 青森県 弘前市 |
| 業種 | 自動車整備業 |
| 技術分野 | 製造環境 |
| 従業員数 | 28人 |
| 資本金 | 4,000万円 |
| 設立 | 1997年 |
株式会社光建自動車整備は青森県弘前市で自動車整備工場を営み、点検・整備・中古車販売のほか鈑金塗装も行っている。環境問題や省エネルギー化の観点からエネルギー転換が求められているが、鈑金塗装用の乾燥室は一般的に石油を燃料としており、再生エネルギーを用いた製品は販売されていない。弘前市はりんごの生産量日本一を誇る一方、多くの農家が剪定枝を焼却処分してきたが、規制強化により処分方法に苦慮している。
抱えていた課題
やったこと
ポンプで地下水を汲み上げ、自動循環式太陽熱温水器と木質バイオマスボイラーに送って得た温水を蓄熱乾燥室に循環させ、床面に配管を這わせて室内を温め、自動車の塗装面を乾燥させる仕組みの蓄熱乾燥室を試作開発した。壁面には断熱材や遮熱材、断熱セラミック塗材を施工した。目的別に第1乾燥室(主に車体)と第2乾燥室(バンパーやミラー等の取り外し可能な部品)の2部屋とし、第2乾燥室の床面には蓄熱材を施工して温水循環を停止した夜間も高い室温を維持できるようにした。木質バイオマスボイラーは3次燃焼構造とし、2次燃焼室に使用済みボンベ、熱交換器に大型冷蔵庫の冷凍コンデンサーを再利用して製作した。天気・気温・ボイラーの燃料量等のデータを収集し、効率的な運用方法を検証した。
| その他 | 自動車蓄熱乾燥室(再生エネルギー熱源) |
|---|---|
| その他 | 自動循環式太陽熱温水器 |
| その他 | 木質バイオマスボイラー |
| その他 | 地下水を汲み上げるポンプ |
新しい製品・サービス:再生エネルギーを熱源とした自動車蓄熱乾燥室
鈑金塗装1台当たりの燃料費を灯油代約5,000円から電気代約500円に削減できる見込みである。太陽熱温水器のみで20~30℃を保持し、木質バイオマスボイラーで80℃まで上昇させる方式は、燃料をさほど消費しない効率的な方法であった。第2乾燥室は一度室温が上がると約12時間熱を加えなくても、第1乾燥室より約8~10℃高い室温を保持した。通常の乾燥室の初期投資額が約1,000万円であるのに対し、蓄熱乾燥室はその約1/3の費用で導入できるため、同業者への販売も検討している。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
自動車整備・鈑金塗装を営むこれまでの事業との関連は示されるが、経営戦略上の位置付けは記載がない。
石油乾燥室が主流で再生エネ製品は販売されていないという市場状況と、自社の鈑金塗装事業が述べられているが、強み・弱みの分析は薄い。
灯油代約5,000円から電気代約500円への削減、初期投資1,000万円の1/3での導入が数字で示され、課題と解決策が具体的に読み取れる。
1台当たり燃料費を灯油約5,000円から電気約500円へ削減する目標が数字で示されているが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
同業者への販売やりんご農家の剪定枝処理という背景は読み取れるが、顧客ターゲットや選ばれる理由の整理は薄い。
設計変更の経緯、データ収集による運用検証、今後の継続データ収集など、課題と解決方法が具体的に書かれている。
公開されている事例からは読み取れません。
再生エネルギー製の鈑金塗装用乾燥室は販売されていないと述べられ、一般的な普及度が低い新分野であることが読み取れる。
剪定枝の焼却規制への対応や再生エネルギー利用の社会的意義は述べられるが、波及効果や雇用創出の数値は示されていない。
投資を1/3に抑え、燃料費を約1/10に削減する費用対効果が数字で示されている。
太陽熱・木質バイオマス・廃材再利用の組み合わせや果物・魚類への応用可能性は述べられるが、サプライチェーンへの貢献は具体的でない。
公開されている事例からは読み取れません。
りんごの剪定材という弘前市の地域資源を燃料として活用し、地域特性を生かした取組であることが具体的に読み取れる。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
太陽熱温水器の天候の影響や木片チップの消費量等のデータを継続的に収集し、より効率的な運用方法を確立していく。果物や魚類、野菜等の乾燥室や保温性を必要とする熟成庫等への応用可能性もある。
薬剤を使わずにトコジラミを駆除するため、食品工場で使われるドライアイスによる殺虫を応用し、中型ドライアイス噴霧機を採用した。
効果:フィールドテストの総合評価は合格点の75%を上回る79.2%
弊社の生ゴミリサイクル肥料を粉末状態からペレット状に加工する機械装置としてペレット造粒機を導入した。
蛍光X線分析装置を用いて、産業廃棄物に限らず温泉の汚泥や土壌なども分析した。