回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
世嬉の一酒造 株式会社
成果賞味期限 4カ月→9カ月
| 事業者名 | 世嬉の一酒造 株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 岩手県 一関市 |
| 業種 | 飲料・たばこ・飼料製造業 |
| 技術分野 | 製造環境 |
| 従業員数 | 32人 |
| 資本金 | 8,800万円 |
| 設立 | 1918年 |
当社は大正7年に創業した造り酒屋で、清酒とクラフトビールを醸造し、郷土料理レストランなども経営している。海外では日本製クラフトビールの人気が高まり、アメリカやシンガポール、台湾へ輸出していて、海外からの注文も増えている。
抱えていた課題
やったこと
熱殺菌で風味が損なわれる問題を避けるため、低温殺菌処理ができるパストライザーを導入した。増産に対応するため、ビールの発酵タンクを新たに増設した。輸出増に合わせて岩手県産のりんご果汁をビール原料に使うため、りんごから果汁を搾り出す大型ジューサーも導入した。大型ジューサーにより、1tのりんごを搾る時間は約10時間から約半分の時間に縮まった。
| 加工機 | パストライザー |
|---|---|
| その他 | ビール発酵タンク |
| 加工機 | 大型ジューサー |
新しい製品・サービス:パストライザーで低温殺菌し、常温で長期保存できるクラフトビール
パストライザーの導入により、ビールの風味を損なわずに低温殺菌でき、賞味期限が大幅に延びた。冷蔵輸送からクール便輸送になったことで、輸送コストも大幅に削減された。発酵タンクの増設により増産体制が整い、りんご果汁の搾り時間も短くなった。これらにより、海外への輸出拡大と岩手の魅力発信につながると期待される。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
造り酒屋として大正7年に創業し、クラフトビールを8種類展開してきた実績が記載されている。ただ、ビール事業を経営戦略上どう位置付けるかは明示されていない。
海外からの受注増に対し、岩手県産の素材や『岩手らしさ』を強みとして輸出を強化する方針が具体的に読み取れる。アメリカ・シンガポール・台湾への輸出実績もある。
冷蔵輸送で賞味期限が約4カ月と短く、輸送コストが課題だと明示されている。パストライザー導入で常温約9カ月に伸ばし、コストも削減する方針が示されている。
賞味期限が約4カ月から約9カ月へ伸びたことや、人手で約10時間かかった搾り時間が1/2に縮小した点は示されている。ただ、付加価値額や賃上げの数値目標は書かれていない。
南部杜氏や醸造技能士の知識と経験に触れている程度で、補助事業を遂行する体制や人員の確保状況は具体的に読み取れない。
地元産素材や岩手らしさを強みとし、海外での評価や受賞実績を挙げて選ばれる理由を整理している。顧客ターゲットは海外の需要として示されている。
導入後の事業化に向けたスケジュールや課題解決の方法は、事例には明確に書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
日本製クラフトビールの海外人気が高まっている点と、りんごや山椒を使う8種類のクラフトビールを展開している点が示されている。
地元産素材を使い岩手を世界にアピールし、観光誘客につなげる狙いが書かれている。雇用創出や波及効果の具体的な数値は示されていない。
輸送コストが冷蔵からクール便への切替で大幅に削減された点は書かれている。ただ、補助金額に対する付加価値増加の数値は示されていない。
パストライザーによる低温殺菌で風味を保つ技術面は示されているが、デジタル技術や新ビジネスモデルへの言及は読み取れない。
海外輸出の拡大によって日本のクラフトビール市場を広げる方向性はうかがえるが、日本経済の構造転換への言及は読み取れない。
陸前高田産の牡蠣や岩手県産りんごなど地域素材を活かし、観光誘客につなげる地域特性の活用が具体的に書かれている。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
海外からのクラフトビールの受注は今後も増えると期待しており、イギリスとの商談も進めている。岩手らしさを強調したクラフトビールを通じて岩手を世界にアピールし、観光誘客につなげていきたいと考えている。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。