ものづくり補助金平成26年度製造業秋田県

顧客に距離感を感じさせないウェプ校正システムと製本加工の強化で受注増を図る

秋田活版印刷株式会社

成果色校正の初回確認期間 3.5日→1.5日

この事例のポイント

  • 県内市場が急速に縮小しているため、需要が大きく特需も期待できる首都圏での受注拡大が必要だった。
  • 東京方面の顧客が営業員を介さず、入稿した原稿を24時間いつでも直接校正できるウェブ校正システムを導入した。
  • 色校正の初回確認期間 3.5日→1.5日。デザイン、データ処理、印刷、製本を秋田本社で一貫して行うことで、納期短縮とコスト削減を実現した。

事業者のプロフィール

事業者名秋田活版印刷株式会社
所在地秋田県 秋田市
業種印刷・同関連業
技術分野機械制御,情報処理
従業員数53人
資本金4,550万円
設立1946年

事業の背景

県内の印刷市場は急速に縮小している。首都圏は需要が大きく、オリンピックなどの特需も期待できる。首都圏の同業者はデザイン・印刷・製本を別会社が担う分業体制が一般的である。当社はデザイン・印刷・製本をワンストップで提供しており、これが首都圏からの受注時のセールスポイントになっている。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 販路・情報発信県内市場が急速に縮小しているため、需要が大きく特需も期待できる首都圏での受注拡大が必要だった。
  • 人手・技能遠隔地の顧客との紙面ベースの校正は人手・時間・コストがかかり、距離感もあった。
  • 生産能力色校正に時間や労力がかかり、校正作業にロスが生じていた。
  • 販路・情報発信首都圏の同業者は分業化しており、当社のワンストップ体制を営業上の強みとして十分に生かせていなかった。

やったこと

東京方面の顧客が営業員を介さず、入稿した原稿を24時間いつでも直接校正できるウェブ校正システムを導入した。これにより印刷前工程と営業の両面を強化した。製本受注の増加に対応するため、中綴じ折製本機を設置し、作業効率が大きくアップする見込みである。本事業は量産化を目的としている。デザイン、データ処理、印刷、製本を秋田の本社で一貫して行う体制を整えた。

事業の効果

  • 色校正の初回確認期間 3.5日→1.5日

デザイン、データ処理、印刷、製本を秋田本社で一貫して行うことで、納期短縮とコスト削減を実現した。新システムを活用した新たな受注を獲得している。色校正の初回確認は3〜4日以上から1〜2日に短縮され、生産性が向上した。首都圏の印刷会社とのハンディも感じられなくなった。

今後の展望

首都圏での売上は平成29年度に1億円近くまで伸びる見通しである。ウェブ校正システムは新規開拓の切り札として可能性を秘めており、完全データ入稿ができる受注先の開拓を進める。

  • 目標:首都圏での売上は当初目標(平成28年度8,400万円)を上回るペースで増大している。

事業者の声

県外からの受注を取り込まないと明日はない

公式の事例集より(原文のまま)

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出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成26年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。