部品加工の精度向上と高効率化による競争力強化のための設備導入
既存の旧型マシニングセンタ2台(B・C)を入れ替え、新型マシニングセンタを2台導入した。
効果:取付工具数 30本→120本
菅原冷蔵株式会社
| 事業者名 | 菅原冷蔵株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 山形県 酒田市 |
| 業種 | その他の製造業 |
| 技術分野 | バイオ,製造環境 |
| 従業員数 | 160人 |
| 資本金 | 3,660万円 |
| 設立 | 1967年 |
当社は昭和42年から冷蔵倉庫業を営み、平成6年に保冷剤製造販売へ業種転換した。その後、冷凍大根おろしやなめこの製造販売に進出している。冷凍大根おろしの市場は拡大しており、当初は安価な中国産原料を使っていたが、食の安全性や賃金高などの理由から国内産へ移行しつつある。大根おろし部門は平成24年に本格稼働し、販売数量の増加に伴い端材も増えていた。
抱えていた課題
やったこと
冷凍大根おろしの製造で出る端材を社内で処理するため、業務用生ゴミ処理機(ゴミサー)を導入した。実績やメンテナンスを考慮し、地元酒田で製造販売している業者から導入した。業者は処理後の水を下水に流しても問題ないとしたが、環境に配慮して独自に浄化槽を設置した。ゴミサーは大根だけを投入した実績がなく、大根の殺菌作用により菌の発酵分解がうまくいかず悪臭が出て近隣に迷惑をかけた。そのため投入量、温度、湿度の管理などを多方面から検討し試行錯誤を続け、現在は順調に稼働して1日5回大根の端材を投入している。
ゴミサーの導入により、業者への廃棄数量が減少し、廃棄物運搬費も削減された。端材処理を内製化したことで、環境設備の設置と製造コストの削減という計画目標を達成した。廃棄にかかるコストが下がったことで中国産原料との価格差がなくなり、国産大根を安全・安心かつリーズナブルに提供できるようになった。受注と売上も増加し、ゴミサーをフル稼働しても追いつかない状況になっている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
昭和42年の冷蔵倉庫業から保冷剤製造へ転換し、温度管理ノウハウを生かして冷凍大根おろし部門を平成24年に本格稼働させており、事業の一貫性が読み取れます。
冷凍大根おろしの市場拡大を踏まえ、国産大根への切替えと端材処理のコスト削減で中国産との価格差をなくし、学校給食や大手食品メーカーへの販路拡大を計画しています。
端材の廃棄費用と処理能力が課題と認識され、平成27年9月のゴミサー導入で廃棄数量と運搬費を減らし、受注増に対応する具体策が示されています。
公開されている事例からは読み取れません。
ゴミサーを地元業者から導入し、投入量や温度管理を試行錯誤したとありますが、補助事業を遂行する人材や事務体制の記述はわずかです。
顧客は食品商社が中心で、国産大根による安全・安心と価格面のリーズナブルさが選ばれる理由として書かれていますが、ニーズの裏付けの数値は薄いです。
大根の菌の発酵分解の問題を投入量や温度、湿度から検討して解決し、今後は処理能力拡大のためゴミサー追加導入を検討するとあります。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
急速凍結で鮮度低下を抑えた冷凍大根おろしを業務用中心に展開とありますが、同分野での希少性や高価格化を示す記述は薄いです。
全国産地のリレーで確保した大根を、11月からは地場産の青くび大根に切り替え、地域の活性化に寄与すると書かれています。
ゴミサー導入で廃棄数量と運搬費が減り、製造コストの削減と中国産との価格差解消につながったとありますが、費用対効果を示す数値は書かれていません。
ゴミサーによる端材処理と自社浄化槽の設置は環境設備の取組ですが、先端的なデジタル技術や新しいビジネスモデルの記述はわずかです。
中国産原料から国産原料へシフトする市場の動きに対応しているとありますが、日本経済の構造転換への言及は薄いです。
地元酒田の業者からゴミサーを導入し、地場産の青くび大根を使うことで地域の活性化につなげ、受注増と売上増を見込んでいると具体的に書かれています。
受注増加が見込まれるため、ゴミサーの追加導入を検討し、生産性の向上と廃棄コストのさらなる削減を図る計画である。学校給食や病院食などの分野、大手食品メーカーや総合商社へも販路を拡大していく。また、いかそうめん部門の廃止に伴い、それに代わる新たな柱となる事業を模索している。
既存の旧型マシニングセンタ2台(B・C)を入れ替え、新型マシニングセンタを2台導入した。
効果:取付工具数 30本→120本
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。