回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
有限会社紋珠
成果原炭1tあたりの分別時間 2時間→1時間
| 事業者名 | 有限会社紋珠 |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府 高槻市 |
| 業種 | その他の製造業 |
| 技術分野 | バイオ |
| 従業員数 | 2人 |
| 資本金 | 1.2億円 |
| 設立 | 2003年 |
有限会社紋珠は平成15年に創立し、事業戦略やブランド戦略の提案型プランニングや販促ツールの企画・制作を手がけてきた。約3年前から製炭業に本格的に参入し、間伐材や農業残渣を炭化して土壌改良材や燃料として活用している。
抱えていた課題
やったこと
製炭後の炭を粒度別に分別するオリジナルの分別機と、分別前の粗炭を載せる作業架台、分別後の炭を収集するバケットの一式を導入した。分別機は中心の分別メッシュ筒(直径約1m・長さ約2m)を取り替えることで、一度の稼働で細粒炭(5mm以下)、中粒炭(12mm以下)、粗炭(12mm以上)の3種に分けられる。予定していた1tの原炭を約2時間で分別する能力に対し、実際には約1時間で分別できた。竹炭の洗浄・乾燥機の導入も検討したが、製炭品へのダメージを適切に制御する手法の開発が難しく、洗浄は手作業が最適と判断し機械化しなかった。
| 加工機 | オリジナル炭分別機 |
|---|---|
| その他 | 作業架台 |
| その他 | バケット |
新しい製品・サービス:粉炭を用いた竹炭石けんや、ミネラルと保湿効果を生かした化粧品などの新商品
分別機の導入により、炭の粒度別分別が機械化され、作業時間が想定の半分程度に短縮された。粒度ごとの正確な分別ができるようになり、顧客の多様な要望に応えやすくなった。分別作業の効率化と製品精度の向上により、早期納品も可能になった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
平成15年創立で、約3年前から製炭業に本格参入したとあり、過去の取組との連続性は文章から一部読み取れる。
独自の粉炭温水ボイラーや粒度別分別機の開発など自社の強みは書かれるが、市場動向との対比は具体的でない。
分別作業を手作業から機械化する課題を明示し、1tを約2時間から約1時間に短縮した実績まで示されている。
作業時間が半分になった実績はあるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
社長の経歴や従業員2名の規模は書かれるが、補助事業を遂行する体制の詳細は読み取れない。
粒度別の燃料炭・土壌改良炭など用途と顧客ニーズへの早期納品が具体的に書かれている。
製品ライナップ拡充や自治体連携の予定は書かれるが、スケジュールや課題解決方法は具体性が薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
粉炭や竹炭の用途提案は書かれるが、分野の普及度や高価格化の水準との比較は読み取れない。
間伐材や農業残渣など地域の困りごとを解決し、地域の資源循環と雇用に寄与する点が具体的に書かれている。
補助金額や付加価値額の増加は書かれておらず、費用対効果はわずかにうかがえる程度である。
分別機の独自開発や自治体・企業との連携は書かれるが、先端デジタル技術の活用は読み取れない。
バイオマスやエネルギーシステムへの展開はうかがえるが、日本経済の構造転換との関連は書かれていない。
高槻市の地域資源である間伐材や剪定枝を活用し、地域の困りごと解決につなげている点が具体的に書かれている。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
製品のバリエーションを増やし、近畿圏から関東・全国へ販路を広げる計画。自治体や企業との協業を強化し、製炭炉を各地に広げるため技術者の育成も進める。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
本事業において、独自技術を活用するための機能・剛性を有した機械を選定し導入した。
効果:リードタイム 40分→10分
多関節ロボットと次世代成型機を組み合わせ、インサート成型の全自動化や2材料成型などを実現した。
効果:加工時間 420s/サイクル→38.5s/サイクル