回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
有限会社福島路ビール
成果従来機に比べて40%アップ(当初目標値30%)
| 事業者名 | 有限会社福島路ビール |
|---|---|
| 所在地 | 福島県 福島市 |
| 業種 | 飲料・たばこ・飼料製造業 |
| 技術分野 | 材料製造プロセス,バイオ |
| 従業員数 | 8人 |
| 資本金 | 300万円 |
| 設立 | 2003年 |
福島市郊外の丘陵にある家族経営のクラフトブルワリーで、ユーロモルトとチェコホップをドイツ酵母で一桶ごとに手仕込みしたビールを造っている。工場に併設されたバーで味わえ、ビールは全国各地へ出荷されている。フルーツを用いたビールは、味を残すために濾過をせず樽詰めや瓶詰めを行っていた。
抱えていた課題
やったこと
炭酸ガスの多いフルーツビールの瓶詰めに対応するため、高ガス発泡飲料対応瓶詰機を導入した。瓶内の高圧に耐えられるバルブ機構を備えた機械である。導入後、桃のラガー30リットルを使って充填時間と瓶詰効率の測定を行い、性能の試験を実施した。泡の発生は瓶詰時のスピードに左右されるため、調整には注意が必要であった。
| 加工機 | 高ガス発泡飲料対応瓶詰機 |
|---|
新しい製品・サービス:地域資源を利用したフルーツビール(桃のラガー330ml瓶など)
高圧に耐えられるバルブ機構を備えた瓶詰機の導入により、溢れ出る泡を抑えて瓶詰効率が向上した。桃のラガー30リットルの試験では瓶詰効率が94.6%となり、従来機に比べて時間当たりの充填本数も大きく増えた。適正な製造原価と粗利確保の成果も確認でき、十分な競争力を持つ見通しがついた。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
平成25年度から製造を始め、平成26年度に瓶詰機を導入し、フルーツビールの開発を継続する流れが読み取れる。ただし経営戦略上の位置づけの明示は薄い。
首都圏でのマーケティングリサーチや競合品調査を行う計画があり、外部環境を意識しているとわかる。自社の強み・弱みの記述は具体性が薄い。
瓶詰効率が低い課題を特定し、瓶詰効率94.6%、時間当たり充填本数500%アップという実績で解決を示している。売上目標も数字で示される。
瓶詰効率は当初目標30%に対し40%アップ、充填本数は当初目標150%に対し500%アップと数値で実績が示され、売上目標も63%、25%と具体的。
従業員8名の家族経営であることはわかるが、補助事業を遂行する体制や事務処理能力の具体的記述はうかがえない。
ドイツ酵母やチェコホップを使う手仕込みの製品と、桃・林檎のフルーツビールという特徴が明確。ニーズや顧客ターゲットの裏付けは限定的。
試作開発、マーケティングリサーチ、試飲会、フラッグシップ店舗展開、展示会参加といった段階的な計画とスケジュールの方向性が示されている。
十分な競争力を持つ見通しはあるが、財務状況や金融機関からの資金調達についての記述は公開されている事例からは読み取れません。
フルーツビールは一般的な普及品ではなく差別化を図るとあるが、高価格化や高水準の付加価値化を示す数字は書かれていない。
福島の地元産フルーツ利用や福島でのフラッグシップ店舗展開がうかがえるが、雇用や波及効果の具体的な数字は書かれていない。
瓶詰効率が94.6%、充填本数が500%アップと投資効果が数値で示されており、費用対効果が読み取れる。
高ガス発泡飲料対応の瓶詰機導入は設備の改善にとどまり、デジタル技術や新しいビジネスモデルの活用は読み取れない。
公開されている事例からは読み取れません。
福島の吾妻山系の伏流水や地元産フルーツを活かしたビール造りが明示され、地域特性の活用はうかがえる。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
地元産フルーツで造るビールのラインナップを充実させ、フルーツビールの試作開発と自社の品質基準の見直しにより他社との差別化を図り、売上増加を目指す。首都圏でのマーケティングリサーチや試飲会、フラッグシップ店舗の展開を検討し、フルーツビールの5年後の売上額を63%、会社全体の売上高を25%アップさせる目標を掲げている。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
低温・緩速熟成製塩装置を導入した。
効果:大粒結晶の割合(一つの塩取鍋あたり) 4kg→8kg