回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社マツモトセイコー
| 事業者名 | 株式会社マツモトセイコー |
|---|---|
| 所在地 | 栃木県 大田原市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工,測定計測 |
| 従業員数 | 11人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1989年 |
当社は創業当時から同業他社との差別化を図るため、難削材や複雑形状部品の精密加工に積極的に挑戦し、技術と経験を積み重ねてきた。現在は航空宇宙及び防衛に使用される高精度部品の加工を数多く手がけ、国内でも取得事業者の少ない航空宇宙産業の国際認証規格「JIS Q9100」を取得している。航空機部品製造は加工検討工程、機械加工工程、検査工程に大きく分かれ、各工程でトライ&エラーを繰り返しながら顧客ニーズに適合した製品に仕上げている。加工検討工程の能力水準が品質に大きく影響するため、航空宇宙及び防衛部品業界で標準的なCATIAへの対応が求められていた。
抱えていた課題
やったこと
CATIAシステムを導入し、航空機メーカーから提供される3次元形状データをダイレクトに読み込めるようにした。3次元測定機を導入し、複雑化する航空機部品の高精度測定体制を強化した。CATIAシステム、3次元測定機、既存の5軸加工機をネットワーク化し、各工程の高度化を図った。
| ソフト | CATIAシステム |
|---|---|
| 検査測定 | 3次元測定機 |
CATIAシステムと3次元測定機、既存の5軸加工機をネットワーク化したことで各工程の高度化が図れ、複雑形状の精密加工及び精度保証範囲を大幅に拡大できた。リードタイムの短縮により生産性も大きく向上した。業務の幅が広がり、新規顧客との取引につながるなど手応えを感じている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業当時から難削材や複雑形状部品の精密加工に挑戦してきたとあるが、過去の取組と本事業の関係は明示されていない。
JIS Q9100取得や航空宇宙・防衛部品の加工実績など強みは読み取れるが、市場動向との関係の記述は薄い。
CATIA未対応や複雑曲線の測定困難という課題は示されるが、高付加価値化につなげる計画の具体性は薄い。
リードタイム短縮で生産性が大きく向上したとあるが、目標値や数値は示されていない。
JIS Q9100を運用し加工から検査まで社内工程を持つとあるが、補助事業の推進体制の詳細は書かれていない。
航空宇宙・防衛部品の高精度加工で、国内外の引き合いや国際宇宙ステーション関連に採用とあり、選ばれる理由はうかがえる。
CATIA導入と3次元測定機導入の二段階は示されるが、スケジュールや課題解決の方法は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
航空宇宙・防衛向けの高精度部品加工という高水準の分野だが、高付加価値化の度合いを示す数値はない。
国際宇宙ステーション開発など国際的プロジェクトへの採用は触れられるが、波及効果や雇用創出の記述はない。
公開されている事例からは読み取れません。
CATIAと3次元測定機と5軸加工機をネットワーク化し工程を高度化したとあり、デジタル連携はうかがえる。
航空宇宙・防衛分野への進出とあるが、日本経済の構造転換への言及は読み取れない。
栃木県大田原市の企業とあるが、地域の特性を活かした経済成長への言及は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後ますます当社の技術力に磨きをかけ、世界トップ水準のクオリティーを提供していきたいと考えている。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
低温・緩速熟成製塩装置を導入した。
効果:大粒結晶の割合(一つの塩取鍋あたり) 4kg→8kg