包装機導入による生産工程におけるボトルネックの解消
焼き工程と包装工程の間の滞留を解消するため、工場を新たに建設して焼き工程から包装工程へ円滑に流れる作業動線を構築した。
効果:包装処理速度 5個/分→50個/分
株式会社中川文喜堂
成果名入れ時間 14日→時間→1日→時間
| 事業者名 | 株式会社中川文喜堂 |
|---|---|
| 所在地 | 栃木県 宇都宮市 |
| 業種 | その他の卸売業 |
| 従業員数 | 20人 |
| 資本金 | 5,400万円 |
| 設立 | 1955年 |
当社は1955年に文具卸商として設立し、県内及び近県の文具店への卸を主力としてきた。文具店は1982年のピーク時3万1,024店から前年は約5,000店に減少した。アスクルやネット通販(楽天、2008年からは自社取り組み)が広がる中、仕入れた商品を売るという販売方法は変わらず、他社との差別化はコストや納期など運賃を含むローコストオペレーションの差に限られていた。一方でユーザーの個人名入れ需要が顕在化していた。
抱えていた課題
やったこと
WEBを活用したIT化とUVインクジェットプリンターを導入し、名入れ工程を内製化した。UVインクジェットは強い紫外線でインクを硬化させ、瞬時に乾燥し、プラスチックなどに直接プリントできる。Aサイズ3で厚さ50mm、段差2mmまでの商品に印刷可能である。ジグは発泡ボードを活用して自社製造し、筆記具1本から対応できるようにした。五角形の商品は専用台を作り印刷面を上に固定し、鉛筆のようなガタつく商品は練り消しや透明な両面テープで位置を決めて固定した。インクジェットノズルが移動しながら上からインクを吹き付ける方式のため、名入れ商品の位置決めが簡単で商品が安定する。
| 加工機 | UVインクジェットプリンター |
|---|
新しい製品・サービス:ペン1本からの個人名の名入れサービス
ペン1本から個人名を入れられるようになり、大幅なコストダウンと短納期化を実現した。名入れ工程を内製化したことで、名入れ時間は14日から1時間へ短縮した。幼稚園・小学校の卒園・卒業市場の学校教材店を活用して販促・受注が期待でき、既存の得意先・販売ルートで早期に販売拡大できる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
文具卸・ネット通販への取組経緯は書かれているが、名入れ事業を経営戦略に明確に位置付けた記述は薄い。
ネット通販の拡大や文具店の減少という外部環境を踏まえ、名入れの短納期・低コスト化を強みとして挙げている。
名入れ工程の内製化で名入れ時間が14日から1時間に短縮、ペン1本から対応と具体的な数字で課題解決を示している。
付加価値額や賃上げの目標値は示されておらず、短納期化やコストダウンの定性的な効果のみがうかがえる。
社員20名・卸売の基盤や学校教材店ルートは読み取れるが、事業遂行体制の具体的な記述は薄い。
幼稚園・小学校の卒園・卒業市場をターゲットに、個人名入れのニーズと即納・低コストという選ばれる理由が示されている。
ジグの製作や固定方法の課題解決は具体的だが、中長期のスケジュールや検証計画は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
既成商品の究極のパーソナル化である個人名入れ市場に参入し、従来の名入れの概念を変える点が示されている。
ギフト市場への新市場形成や地域の学校教材店活用がうかがえるが、国が補助する積極的理由としての記述は弱い。
ジグ内製化による費用削減の例はあるが、補助金投入額に対する付加価値増加の数値は示されていない。
WEBとUVインクジェットによるIT化と内製化が示され、デジタル技術の活用は読み取れるが波及効果の記述は薄い。
ネット通販拡大を背景にした販売方法の変化への対応はうかがえるが、日本経済の構造転換への言及はない。
栃木県宇都宮市の企業で県内文具店への卸を行う点はうかがえるが、地域成長を牽引する記述は限定的。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
ギフト市場(ノベルティ)の中の文具市場に、新たに個人そして小ロット名入れ市場が加わる。既存の得意先・販売ルートで競争力を強化し、早期の事業立ち上げと販売拡大を見込む。
焼き工程と包装工程の間の滞留を解消するため、工場を新たに建設して焼き工程から包装工程へ円滑に流れる作業動線を構築した。
効果:包装処理速度 5個/分→50個/分
大量荷捌きが可能な新倉庫を開設し、カシデリ専用のECサイトと既存の基幹システムを連携させた。
効果:高齢者施設の利用件数 104件→475件
蓄電機能付きの新型IBCローリー車両を開発し、IBCコンテナ(液体用コンテナ)を2基搭載するとともに、廃油回収用ポンプを搭載した。
効果:廃油吸引や給油に係る時間を半分程度に短縮した。