自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
フジゲン株式会社
| 事業者名 | フジゲン株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 静岡県 富士市 |
| 業種 | 印刷・同関連業 |
| 技術分野 | 機械制御,測定計測 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1966年 |
フジゲン株式会社は包装資材の総合商社を営むとともに、紙おしぼりに特化した軟包装フィルムの加工を行い、ブランドロゴ等の印刷が主流の単色印刷フィルム加工で地域において高い評価を得ている。近年は食品衛生への関心の高まりやイートイン形式の店舗拡大を背景に、単色印刷フィルム加工業務への需要は拡大傾向にある。一方で食品に関わる臭気や異物混入の問題が業界にも影響し、包装資材へのニーズは「正確な長尺材料」から「正確で安心・安全な容器包装フィルム」へと高度化していた。
抱えていた課題
やったこと
工程の見直しを行い、従前の「①グラビア印刷②巻き替え欠点検出③スリット」という工程を、検査装置搭載スリッター機の導入により「①グラビア印刷②欠点検出+スリット」へと変更し、作業効率化と印刷不良・異物混入の流出防止を目指した。導入機械は既製品の販売がなく、複数のメーカーの協力を得てオーダーメイドのオリジナル機械を製作した。検査装置搭載機の図面作成、カメラ位置、検査位置、通紙図面等の確認作業を実施し、製作期間は数ヵ月を要した。また、自動包装ラインを停止させないため、名入れ印刷自動包装フィルムロール内の印刷異常と異物をデジタル検出し、画像化したデータを保存するシステムを採用した。
| 加工機 | 広幅スリッター機(検査装置搭載スリッター機) |
|---|---|
| 検査測定 | デジタル欠点検出装置(ロール内の印刷異常・異物を画像検出) |
検査装置搭載スリッター機の導入により作業工程が改善され、工数が省略されるとともに広幅原紙で丁取りを増やしたことで、従前と比べ供給体制が大幅に向上した。デジタル化された欠点検出装置によりロール内のトレーサビリティデータを保存できるようになり、製品の信頼性が高まった。これにより、正確で安心・安全な容器包装フィルムの安定供給、大口ロット受注に対する納期厳守の生産対応、包装フィルム内の異物混入の流出防止体制を実現した。事業終了後は大口ロットの紙おしぼり用包装フィルムを受注し、機械を増設して需要に対応し、取引先の多様化にもつながった。導入機械は操作者の技能に関わらず安定した品質を実現でき、検査機能も劇的に向上して、今日まで同機で製造された製品について顧客からのクレームは0となっている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
紙おしぼり向け軟包装フィルム加工に特化した事業の延長として生産体制再構築を位置づけているが、経営戦略上の明確な位置づけの記述は薄い。
需要拡大と食品衛生への関心の高まりを背景に、地域で高い評価を得ている強みを踏まえた取組と読める。
供給体制150万個/日の限界を課題として示し、スリッター機導入で工数削減と広幅原紙による供給増を具体的に説明している。
供給能力の増加や大口ロット受注が結果として示されているが、付加価値額や賃上げの目標値は記載されていない。
製作期間は数ヵ月を要したとあり、事業担当常務やメーカーとの協力体制は触れられているが、人材や事務処理体制の詳細は乏しい。
正確で安心・安全な容器包装フィルムというニーズと、異物混入防止の検査機能による選ばれる理由が具体的に読み取れる。
製作工程や確認作業の流れは示されているが、中長期の課題検証や詳細なスケジュールの記載は限定的である。
公開されている事例からは読み取れません。
単色印刷フィルム加工で地域の高評価を得ており、異物検出・トレーサビリティの高精度化により高水準の品質を図っている。
食品衛生への関心の高まりなど需要拡大への言及はあるが、波及効果や雇用創出など国が補助する積極的理由は示されていない。
顧客からのクレームが0、機械増設で需要に対応したなど、投入に対する効果が具体的な結果で示されている。
デジタル化された欠点検出と画像データ保存により、トレーサビリティを強化した点は読み取れるが、サプライチェーン全体への貢献は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
富士市という地域で高い評価を得て取引先の多様化につながったと記載があり、地域での成長への寄与がうかがえる。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
カップ投入機を導入し、手作業で行っていた具材の充填から空になったカップの回収までの一連の工程を自動化した。
効果:作業員数 5名→2名
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分