回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社河内
| 事業者名 | 株式会社河内 |
|---|---|
| 所在地 | 島根県 広島市 |
| 業種 | 印刷・同関連業 |
| 技術分野 | 情報処理,製造環境,測定計測 |
| 従業員数 | 46人 |
| 資本金 | 8,500万円 |
| 設立 | 1990年 |
株式会社河内は1990年設立のパッケージ専門の印刷会社で、製版から印刷、打ち抜き、箱の組み立てまで一貫して生産している。医療用具メーカーや化粧品メーカーなど、安全性や清潔感で最高レベルの品質が求められる顧客と長く取引を続けている。化粧品業界では近年、若い世代へのアピールのためクリアパッケージの伸びが大きい。
抱えていた課題
やったこと
高精細カメラを搭載した枚葉印刷品質検査装置を導入した。2基の高精度カメラにより、印刷速度を落とさずに高速で品質をチェックできるようにした。目視では判断が難しかった色の濃淡の変化なども、機械による数値基準を設定して検査できるようにした。これにより、顧客の要求する品質の度合いに合わせて納品できるようになった。
高精細カメラによる高速検査で、不良品をその場で発見し素早く改善できるようになった。その結果、不良品の数が減り、設備を止める回数も少なくなって稼働率が向上した。目視では困難だった色の濃淡の判定も数値基準で行えるようになり、顧客の要求に合わせた品質で納品できるようになった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
20年以上前にUV印刷を導入し、医療用具・化粧品メーカーと長く取引する実績が書かれ、過去の取組との一貫性がうかがえる。
中国地方でナンバーワンの品質との自負、東京の化粧品市場で勝負できる実力、クリアパッケージの伸びへの手応えが具体的に書かれている。
目視検査による不良品発見の遅れやクレームという課題を認識し、高精細カメラ検査で改善したことが書かれているが、成長計画の数値は薄い。
業界平均の1.5倍の生産性確保を目標に段階的努力したとあるが、補助事業期間中の付加価値や賃上げの目標数値は書かれていない。
製版から箱組みまで一貫生産し、従業員46名・出雲工場を持つ体制は読み取れるが、補助事業の遂行体制の詳細は薄い。
医療用具・化粧品の高品質ニーズへの対応、顧客の商品を売るパッケージという価値、クリアパッケージへの需要増が整理されている。
5年前に出雲工場を完成させ機械設備を少しずつ増やしたとあるが、中長期の遂行方法やスケジュールは書かれていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
中国地方で初めてUV印刷を導入し、クリアパッケージへの印刷を紙と同じ機械で可能にした点が高付加価値の根拠として書かれている。
アジアへの海外進出を視野に日本の印刷技術を売り込む計画が書かれているが、波及効果や雇用創出の数値は示されていない。
山陰の顧客がパッケージ変更後に売上が倍増した事例があり効果は示されるが、補助金額に対する費用対効果の数値は書かれていない。
高精細カメラによる検査装置導入で検品を効率化したとあるが、サプライチェーン全体への貢献は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
広島市と出雲市に工場を持ち、地域の印刷業として事業を行う点は読み取れるが、雇用創出や地域成長への具体的効果は薄い。
クリアパッケージの需要増加を背景に今後の取引先の増加に手応えを感じており、アジアなど海外進出も視野に入れて、日本の印刷技術を売り込む計画である。
製作したパッケージで、顧客の商品を一つでも多く売りたい
公式の事例集より(原文のまま)
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
本事業で大型タレットパンチプレス機「アマダ社製CNCタレットパンチプレス EMK3612M2」を導入した。
効果:不良率 7%→2%
小ロット・多品種・短納期の要求に応えるため、曲げ加工の対応力を強化する目的で高性能プレスブレーキ(デュアルドライブプレスブレーキ)を導入し…
効果:曲げ加工担当者数 3人→2人