自社設備(大型プレーナー)の改良によるリードタイム短縮化・短納期化の実現
既存の大型プレーナー機1台を改良した。
効果:製作日数 352日→240日
川端精機株式会社
成果ベースプレート1枚の精密加工時間 3日→1日
| 事業者名 | 川端精機株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 滋賀県 草津市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 14人 |
| 資本金 | 2,000万円 |
| 設立 | 1984年 |
当社は1984年創業で、取引先の要求に応えるため加工から検査まで自社で一貫して行える生産体制を整えてきた。精密加工品の平均粗利率は20%程度である。半導体市場ではスマートフォンなどモバイル機器の普及が市場を牽引しており、ベース基盤製造用打ち抜き型ストリッパ製品の安定供給への要望が増加していた。
抱えていた課題
やったこと
高性能立形マシニングセンターを導入し、リードタイム短縮を主な目的とした。高い切削能力と高剛性を持ち、熱変位制御技術により熱変形を抑えた。これにより平面度0.006mmという高精度を実現し、面粗さの加工ムラも抑制できた。その結果、研磨と仕上の工程を圧縮でき、高速加工も可能になった。ベースプレート1枚の精密加工が3日間から1日間に短縮され、生産プロセスが大幅に改善した。
| 加工機 | 高性能立形マシニングセンター |
|---|
新しい製品・サービス:精密細穴加工プレート(ベース基盤製造用打ち抜き型ストリッパ製品)
生産リードタイムが短縮され、高品質化と低コスト化が可能になった。精密細穴加工プレートは粗利率25%が見込まれ、収益性の向上により継続的な事業運営の基盤が強まった。平面度の精度向上と研磨・仕上工程の圧縮により、品質と生産性が向上した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業後の加工から検査まで一貫した体制整備や社訓が書かれ、最新設備導入が一貫性を持つことはうかがえるが、経営戦略上の位置付けは明示されていない。
半導体製造装置向け打ち抜き型ストリッパの安定供給要望への対応が書かれ、強みは示唆されるが、競合比較や市場データは示されていない。
ベースプレート1枚の精密加工が3日から1日に短縮、平面度0.006mm、粗利率20%から25%見込みと数字で課題解決と収益改善が示されている。
粗利率20%から25%が見込まれると具体的な数値目標が書かれ、実現可能性を読み取れるが、付加価値額や賃上げの目標は示されていない。
従業員14人、専務取締役が担当者として記載されるが、補助事業を遂行する人材や事務体制の具体的な説明は薄い。
高精度・短納期を求める顧客ニーズへの対応と、微細細穴Φ0.05mmの加工技術が書かれ、選ばれる理由は読み取れる。
微細細穴の品質向上やドリル交換知見による不良率低減など今後の取組は書かれるが、スケジュールや遂行方法の詳細は薄い。
財務体質の強化に言及があるのみで、資金調達の見込みや金融機関との関係など具体的な記述はない。
微細細穴加工プレートで粗利率25%を見込み、平均粗利率20%より高付加価値化を図る点が具体的に書かれている。
半導体市場の安定成長と国内の高精密部品需要に触れるが、雇用創出や波及効果の数値は示されていない。
リードタイム短縮や低コスト化の効果は書かれるが、補助金額に対する付加価値増加や費用対効果の数値は示されていない。
最新設備やCAD/CAMの活用が今後の計画として書かれるが、サプライチェーンへの貢献や先端技術の波及は具体的に書かれていない。
半導体市場の拡大や高精密部品の国内需要が見込まれると記述され、成長分野への進出は読み取れるが、構造転換との関連は明示されていない。
滋賀県草津市の所在地は記載されるが、地域の特性を活かした付加価値や地域経済への牽引効果は書かれていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
半導体市場はモバイル機器に加え、AIの普及や電装化による車載関連、高齢化に伴う医療関連で拡大が見込まれ、中長期的にも安定成長が予測される。加工が容易な部品は海外調達が増えるため、国内では難度の高い高精密部品が求められると考え、加工技術の蓄積と最新設備の導入で顧客ニーズに応えていく。
既存の大型プレーナー機1台を改良した。
効果:製作日数 352日→240日
三菱電機製の高精度金型ワイヤー放電加工機「MV1200R」を導入した。
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。