精密ヘリカルギヤ製作向けの超精密冷間鍛造用金型の試作開発
放電加工技術を高度化するため、低熱変位構造や高精度回転・割出装置などを取り入れた。
効果:放電加工の工数 7日→4日
株式会社 アピックス
| 事業者名 | 株式会社 アピックス |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府 大阪市中央区 |
| 業種 | 印刷・同関連業 |
| 従業員数 | 115人 |
| 資本金 | 2,000万円 |
| 設立 | 1921年 |
同社は大正10年に感光紙の製造業として創業し、戦後はサービス業に転じて印刷分野で事業を広げてきた。現在はデジタル印刷分野が売上の大半を占め、BtoB向けに多様なドキュメントサービスを提供している。平成20年には可変データ印刷を使った通販事業「sense121」を立ち上げ、名入りワインや日本酒の販売でBtoCの新たな需要層を開拓していた。
抱えていた課題
やったこと
顧客が自由にデザインし、製作過程まで自分で完了できるオンライン組版のシステムを構築した。製販企業と共同開発した組版エンジン付きWEBシステムとサーバーを導入し、自社での組版作業を簡略化して工程を効率化した。あわせてUV(紫外線硬化)インクジェットプリンタを加え、紙以外の素材にも3次元印刷できるようにした。これにより発注時に出来上がりを確認する顧客ニーズにも応えた。
| ソフト | 組版エンジン付きWEBシステム |
|---|---|
| その他 | サーバー |
| 加工機 | UV(紫外線硬化)インクジェットプリンタ |
新しい製品・サービス:高度な組版システムと最新の立体物デジタル印刷機を用いた、次世代版の「sense121」サービス。
オンライン組版の導入により組版作業が簡略化され、工程が効率化された。これによりコストの削減と納期の短縮が可能になった。紙以外への印刷にも対応できるようになり、販促市場で新規顧客を獲得する成果を上げている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
大正期の感光紙製造から印刷・ドキュメントサービスへ転業した沿革があり、通販事業への展開も一貫性はうかがえるが、経営戦略上の位置付けは具体的に書かれていない。
小ロット・短納期の強みや特注サービスの工数課題は読み取れるが、市場動向との関係や競争優位の根拠の記述は薄い。
特注サービスの工数過多と納期課題を認識し、組版の自動化で工程を減らしコスト削減と納期短縮を可能にしたと具体的に書かれている。
付加価値額や賃上げの目標値は書かれておらず、具体的な数値目標の記載は見当たらない。
製販企業と共同開発した組版エンジン付きWEBシステムを採用し、販促イベントや情報発信の体制も述べられているが、人材や事務体制の記述は薄い。
個人向けのオリジナルデザインギフトと法人向けの名入れパンフレットなど顧客ターゲットが分かれて整理され、発注時に出来上がりを確認できる点が選ばれる理由として示されている。
UVインクジェットの追加、スマホ発注の改良、SNS開設、メールマガジンなど今後の取組は示されるが、スケジュールや課題解決方法の具体性は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
紙以外への立体印刷は同社の中で商品構成を広げた取組として書かれているが、業界全体での普及度や認知度については記述がない。
地域雇用や波及効果の記載は薄く、川上・川下への経済波及や社会インフラに関する記述はわずかにうかがえる程度。
コスト削減や納期短縮は書かれているが、補助金額に対する付加価値増加や生産性の数値は示されていない。
可変データ印刷と立体物デジタル印刷機、UVインクジェットを組み合わせ、AIやIoTとの融合による製造業への応用にも言及している。
包装資材への応用や付加価値商品の開発が注目されると触れる程度で、日本経済の構造転換への言及は乏しい。
大阪・東京拠点での展開は書かれているが、地域特性を活かした雇用創出や地域成長への言及は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
数年後の100年企業達成をひとつのマイルストーンと位置付け、今後もあらゆる変化に対応し革新的なサービスを提供し続ける方針である。印刷分野で培った技術をAIやIoTなど先端技術と組み合わせ、さらに発展させていく考えだ。
「個々の対応を基本とした可変印刷の技術は、製造業などで人手に頼る部分の自動化設計や繊細な仕事の品質向上技術に応用できる」
公式の事例集より(原文のまま)
放電加工技術を高度化するため、低熱変位構造や高精度回転・割出装置などを取り入れた。
効果:放電加工の工数 7日→4日
切断加工を内製化するため、2台の鋸盤を導入した。
加工工程の歩留まり向上のため、カット機能付き筋入れ機を導入した。
効果:機械の調整時間 20分→5分