新規製品の製造受注への対応とオリジナル商品の開発
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
千代田繊維工業株式会社
| 事業者名 | 千代田繊維工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 兵庫県 加古川市 |
| 業種 | その他の製造業 |
| 技術分野 | デザイン,製造環境 |
| 従業員数 | 18人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1962年 |
当社は昭和26年に創業し、OEMを中心に業績を伸ばしてきた。中国からの安価な輸入靴下の台頭でOEMの業績が大幅に悪化したため、自社ブランド「千代治のくつ下」をインターネット販売で立ち上げた。1年程度は苦しい時期が続いたが、再構築によりヒット商品が生まれ、今ではインターネット販売がOEMの売上高を上回るまでに成長している。
抱えていた課題
やったこと
3Dデザインシステムとホールガーメントコンピュータ横編み機を導入し、デザイン性の高い商品の開発と小ロット多品種の製造に取り組んだ。新設備により、靴下に加えて従来の設備では編めなかった手袋、帽子、ベスト、親指を抜いた形の手袋などの製造が可能になった。新設備のメーカーが主催する研修会に社員を派遣し、システムを使ったデザインの講習を4週間受講させた。工場敷地内の古い倉庫を改装して展示・販売スペースを作り、三宮に実店舗もオープンした。
新しい製品・サービス:手袋、帽子、ベスト、親指を抜いた形の手袋など、靴下以外のデザイン性の高い商品
新設備の導入により段取り替えが不要になり、1つずつ異なる製品を作れるようになったことで、多品種小ロットへの対応が可能になった。追加生産にも素早く対応できるため、余分な在庫が不要になった。実店舗を開始したことで、店頭で顧客の反応を直接見て多様なニーズを素早くつかみ、商品開発に活かせるようになった。また、インターネット販売をあまり利用しない顧客にも商品を知ってもらえるようになった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業以来のOEM事業から自社ブランドへの転換という経緯は読み取れるが、経営戦略上の位置付けを明示する記述は薄い。
安価な輸入靴下の台頭という外部環境と、自社ブランド「千代治のくつ下」の展開は読み取れるが、強み・弱みの分析は具体的に書かれていない。
ヒット商品の販売量が維持できないという課題と、デザイン性向上・顧客層拡大という解決の方向性が具体的に書かれている。
付加価値額や賃上げの数値目標は書かれておらず、目標はデザイン性向上や多品種小ロット短納期の実現にとどまる。
社員をメーカー研修会に4週間派遣しデザイン講習を受講させたと書かれており、人材育成の取組は読み取れる。
若い世代の顧客拡大、実店舗でのニーズ把握、44%が40代女性というネット販売の顧客層が具体的に書かれている。
中長期の遂行スケジュールや課題解決方法は示されておらず、実店舗展開の方向性がうかがえる程度である。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
手袋や帽子など従来編めなかった製品を作れるようになったと書かれているが、同分野での高付加価値化の水準は示されていない。
加古川市の地場産業である靴下製造業の打撃という地域性にわずかに触れているが、波及効果や雇用創出の記述は薄い。
多品種小ロット化により余分な在庫が不要になったという効果は書かれているが、補助金額に対する費用対効果の数値はない。
3Dデザインシステムの導入は読み取れるが、デジタル技術によるサプライチェーンへの貢献は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
加古川市の地場産業である靴下製造業の再生に取り組む姿勢は読み取れるが、雇用創出や地域成長への具体的な記述は薄い。
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
逆流式混合・混練機と真空土練機の2種類の混合・混練設備を導入した。
効果:軽量化率(目標15〜25%)の実績は20.6%