回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
ウインナック 株式会社
| 事業者名 | ウインナック 株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 和歌山県 和歌山市 |
| 業種 | 非鉄金属製造業 |
| 技術分野 | 機械制御,精密加工 |
| 従業員数 | 49人 |
| 資本金 | 8,000万円 |
| 設立 | 1994年 |
同社は和歌山県などの共同出資により1994年に設立された障害者多数雇用企業で、主力はアルミダイカスト鋳造による自動車部品・トラック部品の製造である。製品は親会社を通じて大手自動車メーカーに納品している。金型を自社で製作し、異種材への対応力が強みである。
抱えていた課題
やったこと
リニアモータ方式の放電加工機を導入し、放電工程の処理速度と処理精度の向上を図った。これにより、今まで取りこぼしていた案件の取り込みを狙った。今年度(平成29年度)内に製金型40個前後の納入を目標として掲げ、折り返し時点ではまずまずの生産実績となっている。
| 加工機 | リニアモータ方式の放電加工機 |
|---|
放電工程の処理速度と処理精度が格段に向上し、生産の遅れがなくなった。今まで取りこぼしていた案件を取り込めるようになり、折り返し時点で生産実績はまずまずとなっている。一方で新旧放電加工機の互換性の問題は残っており、今後は省人化と人材育成を進める方針である。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
親会社を通じた大手自動車メーカー向け部品製造や金型の自社製作が述べられ、既存事業との一貫性はうかがえるが、経営戦略上の位置付けは明示されていない。
異種材対応力が強みと明記され、同業他社で難しい多種の異種材対応をノウハウで実現していると具体的に書かれている。
放電工程に時間がかかることを課題と認識し、リニアモータ方式放電加工機で改善すると述べるが、付加価値向上の数値目標は示されていない。
今年度内製金型40個前後の納入目標と折り返し時点で生産実績はまずまずとあるが、付加価値や賃上げの目標値は書かれていない。
人材育成の課題や新卒配属の計画は書かれているが、事務処理能力を含む補助事業の遂行体制の具体は薄い。
異種材対応や更新型金型の強みは述べられるが、顧客ターゲットやニーズの裏付けは概略にとどまる。
今後の展開として新素材活用や新アルミ材での異種材部品製造が挙がるが、スケジュールや解決方法は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
異種材対応はノウハウの蓄積がなければできず、同業他社で難しいとされる分野で差別化していると具体的に書かれている。
自動車部品の製造や新たな需要の見込みはうかがえるが、国が補助する経済波及や雇用創出の積極的理由は書かれていない。
放電工程の時間短縮と取りこぼしていた案件の取り込みは述べられるが、補助金額に対する付加価値増加の数値は示されていない。
リニアモータ方式の放電加工機導入は示されるが、デジタル技術の活用やサプライチェーンへの貢献は明示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
障害者多数雇用企業として県下初の第三セクター方式で設立された地域性が書かれ、地域での雇用の役割はうかがえる。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後は既存のアルミダイカスト鋳造による部品製造に独自性を出すため、異種材を使った部品製造を進める予定である。新アルミ材でのダイカスト鋳造のノウハウを確立し、EV・HV・PHV生産自動車メーカーからの需要を見込んでいる。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
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