自社設備(大型プレーナー)の改良によるリードタイム短縮化・短納期化の実現
既存の大型プレーナー機1台を改良した。
効果:製作日数 352日→240日
有限会社 へんこつパン
成果分割時間 80分→50分
| 事業者名 | 有限会社 へんこつパン |
|---|---|
| 所在地 | 香川県 三豊市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 製造環境 |
| 従業員数 | 12人 |
| 設立 | 1952年 |
香川県内では学校給食指定のパン工場が年々減少しており、少子化の中で深刻な問題となっている。弊社は65年の創業を誇る老舗パン製造業で、大手スーパーでの販売、自社ブランド商品の販売、学校給食の納入を長年続けてきた。香川県全体の学校給食パンは約80,000食である。
抱えていた課題
やったこと
ミキサーを導入し、高速こね上げ(最短ミキシング)により仕込み工程で20分の時間短縮を可能にした。分割機を導入し、2,500個へのパン生地分割は現行で約80分かかっていたところを50分でできるようになり、約30分の短縮を実現した。自動包装機を導入して個包装を行うようにし、これまで手作業で150個/時間のペースだった包装を1,200個/時間で行えるようにした。
| 加工機 | ミキサー |
|---|---|
| 加工機 | 分割機 |
| 加工機 | 自動包装機 |
分割工程の短縮と自動包装機の導入により、製造全体の作業時間が大きく短くなり、生産力が高まった。これにより、課題だった遠方への給食パンの供給にも対応できるようになった。今後は10,000食以上の製造も可能となり、学校給食パンの拡大による売上増と人員確保で職場環境の改善も見込まれ、経営の安定化につながると考えられる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業65年の老舗で学校給食パンを長年納入しており、過去の取組との一貫性は読み取れるが、経営戦略上の位置付けの明示は薄い。
香川県内の給食指定パン工場の減少という外部環境に触れ、少量製造の強みに言及するが、競争優位の具体的な分析は書かれていない。
課題は当日焼きで増産できる体制がないことと明記され、ミキサー・分割機・包装機の導入で午前3時開始・7時出荷を目指す計画が具体的。
ミキシング20分短縮、分割約80分から50分へ、包装150個/時から1,200個/時、10,000食以上製造可能と数値目標と実績が示されている。
従業員12名で人員確保に触れるが、補助事業を遂行する人材や事務処理体制の具体的記述は見当たらない。
学校給食パンの安定供給と子どもの安心安全という顧客ターゲットと価値が明確で、地域からの増産依頼というニーズの裏付けもある。
導入後の拡大や人員確保には触れるが、中長期の課題検証やスケジュール、解決方法の具体的な記述はわずかにうかがえる程度。
公開されている事例からは読み取れません。
低温長時間発酵のパンを県内で1社のみ製造と記載があり高付加価値性はうかがえるが、分野全体の普及度との比較は具体性が薄い。
学校給食パンの安定供給と子どもの成長への寄与、地域内創生が示されるが、波及効果や雇用創出の数値的裏付けは薄い。
機器導入による時間短縮や生産力向上は示されるが、補助金投入額に対する付加価値増加の数値は書かれていない。
地域ブランドや地元素材の活用はうかがえるが、先端的デジタル技術やサプライチェーンのイノベーションへの言及はわずかである。
公開されている事例からは読み取れません。
香川県の地域特性を活かし三豊市のブランドプロジェクトに参加、地元素材を使う商品開発と学校給食の地域供給が具体的に書かれている。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後は10,000食以上の製造も可能となり、さらに売上拡大が見込める。売上が上がることで人員も確保でき、職場をより良い環境にできると考えている。
既存の大型プレーナー機1台を改良した。
効果:製作日数 352日→240日
三菱電機製の高精度金型ワイヤー放電加工機「MV1200R」を導入した。
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。