ものづくり補助金平成26年度製造業香川県

深穴加工用設備導入による小径超深穴加工技術確立と競争力強化

株式会社藤田製作所

成果送り速度 1倍→3倍

この事例のポイント

  • 長い深穴や小径・精密な加工の需要が増えているのに、従来の設備環境では品質面や納期面で応えられず受注できないことがあった。
  • 導入する設備の仕様検討、発注・導入、操作方法の研修・習得、テスト加工・評価、ユーザーへの提案・評価の順に進めた。
  • 送り速度 1倍→3倍。深穴加工用設備の導入により、既存製品の加工時間を短縮できるようになった。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社藤田製作所
所在地香川県 三豊市
業種金属製品製造業
技術分野精密加工
従業員数18人
設立2006年

事業の背景

当社は船用ディーゼルエンジン部品や輸送用機器類の製造加工・販売、金属加工を行っている。環境問題や安全性が叫ばれる中、小径かつ精密で長い深穴加工の需要が増加している。ユーザーからは燃料の燃焼効率向上のため、長い深穴加工や小径・精密な船用ディーゼルエンジン部品のニーズがあった。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力長い深穴や小径・精密な加工の需要が増えているのに、従来の設備環境では品質面や納期面で応えられず受注できないことがあった。
  • 品質・精度穴加工ではエ具の直径と長さの比率が大きいほど穴径精度が低下し、曲りや内径表面の粗さが生じやすく、刃具折損の恐れもあった。

やったこと

導入する設備の仕様検討、発注・導入、操作方法の研修・習得、テスト加工・評価、ユーザーへの提案・評価の順に進めた。技術者を中心にテスト加工を2か月ほど重ね、予め設定した加工条件を満たせるまで刃具の回転数や送り速度を少しずつ変更しながら加工精度を評価した。その結果、ユーザーの要望に沿える条件での加工を実現し、ユーザーへ提案して高い評価を得た。本事業で導入した最新型の深穴加工用設備は送り速度が従来設備の約3倍であり、既存製品の加工時間を短縮できる。

事業の効果

  • 送り速度 1倍→3倍

深穴加工用設備の導入により、既存製品の加工時間を短縮できるようになった。これにより短納期化とコスト低減が進み、ユーザーの要望に柔軟に対応できるようになる。既存ユーザーへの優位性を他社より高められ、今後の受注拡大につながると考えている。また、大型三次元測定機と合わせた加工技術により、航空機部品や医療器具など従来の取引産業以外からの受注獲得にも展開していく。

今後の展望

今後の受注拡大につながると考える。従来の取引産業以外の分野からの受注獲得にも展開していく。

事業者の声

「機械だけ良くてもだめ。機械を扱う人材を育てて他社が真似できない優秀な従業員と技術がうちの強みです」

公式の事例集より(原文のまま)

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成26年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。