ものづくり補助金平成26年度製造業愛媛県

全自動ユニットワーカー導入による、生産性向上とグローバル化への対応

有限会社メイワ工業

成果送材速度 25m/分→80m/分

この事例のポイント

  • 既存設備は老朽化などにより生産能力が限界に達していた。
  • 高速かつ高精度に穴開け切断ができる全自動ユニットワーカーを導入し、部品の精密加工と高速量産の体制を構築した。
  • 送材速度 25m/分→80m/分。設備導入により金属の加工時間が大幅に短縮された。

事業者のプロフィール

事業者名有限会社メイワ工業
所在地愛媛県 松山市
業種金属製品製造業
技術分野精密加工
従業員数42人
資本金300万円
設立1996年

事業の背景

本社工場(第一工場)で輸出用金属パレット、第二工場で農業機械パーツを製造しており、井関農機を含む同社関連企業向けが売上高の約80%を占めている。従来は輸出用金属パレットが主力製品だったが、井関農機の海外進出に伴い海外向け農業機械パーツの製造割合が増えていた。海外生産されるトラクター部品の輸送も増え、輸出用パレットの受注も増加して設備がフル稼働となり、生産が追いつかない状況で、さらなる増産が求められていた。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力既存設備は老朽化などにより生産能力が限界に達していた。
  • 生産能力輸出用パレット製造の第一段階である材料の部品加工において、既存設備は加工スピードに技術的な問題を抱えていた。

やったこと

高速かつ高精度に穴開け切断ができる全自動ユニットワーカーを導入し、部品の精密加工と高速量産の体制を構築した。金属のバーをレール上にセットすると自動で精密定寸と送材が行われ、穴開けと切断が同時に行われる仕組みである。既存設備の送材速度は25m/分だったが、新型設備では80m/分と約3倍の速度で部品の高速量産加工が可能になった。送材の精度も誤差±1.0mmから±0.5mmに向上し、加工時間を短縮しながら高精度な加工ができるようになった。

事業の効果

  • 送材速度 25m/分→80m/分
  • 送材精度(誤差) 1mm→0.5mm

設備導入により金属の加工時間が大幅に短縮された。送材速度が約3倍になり、部品の高速量産が可能になった。送材精度も向上し、短時間で高精度な加工ができるようになった。生産能力の向上により短納期にも柔軟に対応でき、取引先からの信頼もさらに高まっている。

今後の展望

輸出用パレット製造は競合が比較的少なく、増加した受注に対応する。内製化により外注費全般の削減につなげるとともに、従業員の増員や還元も行っていく方針である。また、井関農機以外への新規開拓も徐々に進んでおり、事業リスクの分散のためさらに進めていく。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成26年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。