回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
有限会社メイワ工業
成果送材速度 25m/分→80m/分
| 事業者名 | 有限会社メイワ工業 |
|---|---|
| 所在地 | 愛媛県 松山市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 42人 |
| 資本金 | 300万円 |
| 設立 | 1996年 |
本社工場(第一工場)で輸出用金属パレット、第二工場で農業機械パーツを製造しており、井関農機を含む同社関連企業向けが売上高の約80%を占めている。従来は輸出用金属パレットが主力製品だったが、井関農機の海外進出に伴い海外向け農業機械パーツの製造割合が増えていた。海外生産されるトラクター部品の輸送も増え、輸出用パレットの受注も増加して設備がフル稼働となり、生産が追いつかない状況で、さらなる増産が求められていた。
抱えていた課題
やったこと
高速かつ高精度に穴開け切断ができる全自動ユニットワーカーを導入し、部品の精密加工と高速量産の体制を構築した。金属のバーをレール上にセットすると自動で精密定寸と送材が行われ、穴開けと切断が同時に行われる仕組みである。既存設備の送材速度は25m/分だったが、新型設備では80m/分と約3倍の速度で部品の高速量産加工が可能になった。送材の精度も誤差±1.0mmから±0.5mmに向上し、加工時間を短縮しながら高精度な加工ができるようになった。
設備導入により金属の加工時間が大幅に短縮された。送材速度が約3倍になり、部品の高速量産が可能になった。送材精度も向上し、短時間で高精度な加工ができるようになった。生産能力の向上により短納期にも柔軟に対応でき、取引先からの信頼もさらに高まっている。
輸出用パレット製造は競合が比較的少なく、増加した受注に対応する。内製化により外注費全般の削減につなげるとともに、従業員の増員や還元も行っていく方針である。また、井関農機以外への新規開拓も徐々に進んでおり、事業リスクの分散のためさらに進めていく。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
旋削加工とマシニング加工を一台で行える最新型マシニングセンタ(複合加工機)を導入した。
効果:半導体装置のフッ素樹脂部品20個の加工所要時間 1,310分→950分
大型製品の加工に対応するため、マシニングセンタを導入した。