品温管理による「もやし」&「朝どれもやし」の鮮度向上と販路拡大
冷却・包装工程を見直し、急冷機付包装装置を新規導入した。
効果:計量包装後の品温 20℃→15℃
成果大型ミキサーにより原材料の仕込みにかかる時間が3分の1に短縮
| 所在地 | 高知県 南国市 |
|---|---|
| 業種 | 農業 |
| 技術分野 | 製造環境 |
| 従業員数 | 15人 |
| 設立 | 1953年 |
当社は1953年創業で、自社ブランドの卵「桃太郎たまご」や「ゆずたま」を販売し、それらを使った菓子製造販売も行っている。県内では大手や県外資本の量販店が次々と進出し、県内の中小メーカーは参入しにくく、売り上げが頭打ちとなっていた。一方、高知県は地産外商の取り組みを強化しており、ゆずたまの県外販路拡大の足がかりとして焼き菓子の開発にも取り組んでいた。
抱えていた課題
やったこと
焼き菓子の製造能力を高めるため、大型ミキサー1台、オーブン1台、金属探知機1台、シール機1台を導入した。大型ミキサーで原材料の仕込みにかかる時間を3分の1に短縮し、シール機で包装にかかる時間を半減させた。オーブンが1台増えて2台となったことで、製造能力は1日600個に倍増した。金属探知機で金属片等の異物混入を防げるようになり、安心・安全の向上を図った。
| 加工機 | 大型ミキサー(1台) |
|---|---|
| 加工機 | オーブン(1台) |
| 検査測定 | 金属探知機(1台) |
| 加工機 | シール機(1台) |
新しい製品・サービス:ゆずたまを使用した焼き菓子(ゆずたま焼き、焼きドーナツ・マドレーヌなど)
大型ミキサーとシール機により仕込みと包装の時間が大幅に短縮され、オーブンの増設で製造能力は1日300個から600個に倍増した。金属探知機の導入で異物混入を防げるようになり、安心・安全の向上につながった。これにより県外デパートの催事や県外の卸問屋への販路拡大が見込まれ、新商品の開発による販売数の伸びも期待されている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
2013年の「ゆずたま」誕生や1984年の自社ブランド立ち上げを経て、焼き菓子を2014年1月から展開しており、過去の取組との一貫性が読み取れる。
県外出荷が98%以上を占め、大手量販店の進出で参入しにくい中、ニッチ商品で価格競争を避ける方針が示されている。
製造能力が1日300個(8時間換算)が限界と課題を数字で示し、オーブン増設で1日600個に倍増する計画と結果が書かれている。
製造能力の倍増や仕込み時間の3分の1短縮など数値はあるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
菓子製造が1人体制から2人体制になったとあるが、補助事業を遂行する事務処理能力や体制の詳細は書かれていない。
販売価格1個200〜1,000円、高品質スーパーや百貨店への販路、安全安心の原材料という選ばれる理由が具体的に示されている。
新商品2〜3種類を目指す計画や、砂糖不使用の焼き菓子が商品化に近いと述べられているが、スケジュールや解決方法は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
小規模で価格競争に巻き込まれにくいニッチな焼き菓子を開発して差別化する方針が示されているが、高水準の付加価値化の裏付けは限定的。
地元雇用の創出や地域経済を支える役割、県内フェアへの出展機会増加が述べられており、地域への波及が読み取れる。
製造能力が300個から600個に倍増したと結果は書かれているが、補助金投入額と付加価値増加の関係は示されていない。
地元の牛乳メーカーとの協力によるバター調達が書かれているが、デジタル技術や新しいビジネスモデルの記載はわずかにうかがえる程度。
人口減少や量販店進出への対応として地産外商に取り組む点はうかがえるが、日本経済の構造転換への言及は乏しい。
馬路村産ユズを使った地域の特性を活かした商品で、高知県の代表商品に育てる目標と地元雇用の創出が具体的に述べられている。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後も「ゆずたま」を生かしながら革新的な焼き菓子の開発に取り組み、新商品は2〜3種類を目指している。販売価格は1個あたり200円〜1,000円(税別)を予定している。県外デパートの催事や四国フェアなどへの出展機会も増え、既存商品は卸問屋の新規開拓で販売数の伸びを見込んでいる。
冷却・包装工程を見直し、急冷機付包装装置を新規導入した。
効果:計量包装後の品温 20℃→15℃
スチームラックオーブン(ZEN SRZ-10E)を1台導入し、従来のオーブンに比べ2倍の数量の「じゅわっと半熟たまごカステラ」を焼けるよう…
効果:1日の製造数 210個→420個
クリーンルームを導入し、エアシャワーを備えてゴミやチリの少ない製造環境を整えた。
効果:生産期間 3月→6月