回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社福岡丸福水産
| 事業者名 | 株式会社福岡丸福水産 |
|---|---|
| 所在地 | 福岡県 福岡市東区 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 測定計測 |
| 従業員数 | 26人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1976年 |
冷凍状態の魚を仕入れて切り身にしたり味付けしたりして商品化している。サバやアジなど一般的な魚種から流通量の少ない珍しい魚まで、約40種類を扱うことが強みの少量多品種対応である。生活協同組合や農業協同組合(JA)、学校給食の原料としても提供しており、食品の安全・安心への消費者ニーズも高まっていた。
抱えていた課題
やったこと
老朽化していた金属検出機を最新型に置き換え、2本ある製造ラインの最後にそれぞれ1台ずつ、計2台の金属検出機を導入した。パック包装や段ボール詰めした商品をコンベヤーで通過させ、金属を検出するとラインが止まる仕組みである。鉄は0.7ミリメートル、非鉄金属は1.2ミリメートル以上の金属片を検出できる。魚種の異なる20サンプルで試運転し、問題なく使えることを確認した。
| 検査測定 | 最新型の金属検出機(2台) |
|---|
最新型の金属検出機の導入により、誤作動が減ってラインが止まることが少なくなり、生産性が向上した。微細な金属片まで検知できるようになったため、安全・安心という消費者ニーズに応えられるようになった。金属片によるクレームにつながるおそれも減った。機械が自動で設定を行うため、多品種少量の商品でも設定作業に戸惑うことがなくなった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
老朽化した金属検出機を最新型に替える判断は示されるが、過去の取組や事業との一貫性を直接述べる記述は少ない。
サバやアジなど約40種・少量多品種への対応、味付け商品の高水分・高塩分への対応など、自社の強みと課題が具体的に書かれている。
誤作動でラインが止まる課題に対し、0.7ミリの鉄・1.2ミリの非鉄金属を検出でき、20サンプルで検証したと具体的に書かれている。
付加価値額や賃上げの目標値は記載がなく、生産性向上の効果が定性的にうかがえる程度にとどまる。
製造ラインの構成や食品安全国際認証ISO22000の取得、地銀の支援を受けた申請の経緯は読み取れるが、体制の詳細は薄い。
消費者の食品安全・安心ニーズへの対応と、お客さまからの多様な要望への対応が具体的に述べられている。
新商品開発に関わる機械導入を構想として述べているが、スケジュールや課題の解決方法は具体性が薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
金属検出機の分野で高付加価値化を図る記述はわずかにうかがえるが、新市場性を示す根拠は乏しい。
食品の安全・安心というニーズへの対応はうかがえるが、経済波及や雇用創出など国が補助する積極的理由は記載がない。
誤作動の減少による生産性向上は述べられているが、補助金額に対する付加価値増加の数値は示されていない。
最新機の導入で微細な金属片を検知できるようになったとあり、デジタル技術の活用がうかがえるが、地域やサプライチェーンへの貢献は読み取れない。
公開されている事例からは読み取れません。
福岡市東区の立地や地域の学校給食・JA等との取引はうかがえるが、地域の経済成長への牽引は読み取れない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
本事業で大型タレットパンチプレス機「アマダ社製CNCタレットパンチプレス EMK3612M2」を導入した。
効果:不良率 7%→2%
小ロット・多品種・短納期の要求に応えるため、曲げ加工の対応力を強化する目的で高性能プレスブレーキ(デュアルドライブプレスブレーキ)を導入し…
効果:曲げ加工担当者数 3人→2人