ものづくり補助金平成26年度製造業長崎県

高効率発電プラント用タービン部品の製造技術高度化・高速化による市場拡大

株式会社平成機工

この事例のポイント

  • 既存の加工機械は精度が落ちるなど製造効率が悪化していた。
  • 2016年4月に、大径・長尺物のワークを加工できる大型・高出力の最新鋭CNC旋盤を導入した。
  • 主力製品である各種シャフトの加工時間は従来比で30〜40%削減された。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社平成機工
所在地長崎県 長崎市
業種その他の製造業
技術分野精密加工
従業員数15人
資本金1,650万円
設立1989年

事業の背景

1983年1月に金属機械部品の製造業として創業した。20年ほど使用してきた加工機械があり、精度の低下などで製造効率が悪化していた。受注先からの要望は日々高難度・短納期化しており、既存の加工機械だけでは対応しきれず受注機会を逃すケースが少なからず発生していた。2015年2月には、高難度・短納期案件に対応できる技術を獲得し中型金属製品のシェア拡大を図るため、経営革新計画を申請し承認を受けた。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力既存の加工機械は精度が落ちるなど製造効率が悪化していた。
  • 納期・工程受注先からの要望が高難度化・短納期化し、既存機械では対応できず受注機会を逃すことが少なくなかった。
  • 人手・技能設定や稼働が技術者の経験に依存し、若手従業員の教育が難しかった。

やったこと

2016年4月に、大径・長尺物のワークを加工できる大型・高出力の最新鋭CNC旋盤を導入した。メーカーの指導を受けて従業員が取り扱いを習得し、主力製品であるシャフトの試削を行った。試削では設定が簡単で熟練工でなくとも操作できることを確認し、人為的なミスの可能性も下がり精度も向上した。従来2台の機械で行っていた切削と仕上げが1台で可能となり、仕上げ前に必要だった冷却時間が不要になって加工時間が大幅に削減できることも確認した。

事業の効果

主力製品である各種シャフトの加工時間は従来比で30〜40%削減された。製品の精度も大きく向上し、より高度な加工技術を要する受注に対応できるようになった。取引先との関係が強化され、ビジネスマッチングを通じて県外企業との新規取引も進んだ。新規取引先からの手間のかかる難しい注文にも丁寧に応えて信頼関係を築き、継続受注につながっている。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成26年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。