新たな加熱装置の導入による大型構造物溶接部熱処理の受注獲得・競争力強化事業
溶接部を挟み込む形で複数のヒーターを設置し、加熱範囲や加熱時間を厳密に制御する6点式自動抵抗加熱装置を導入した。
効果:自社設備の増強により他社からのリース費用が無くなり、コスト削減につながった
株式会社平成機工
| 事業者名 | 株式会社平成機工 |
|---|---|
| 所在地 | 長崎県 長崎市 |
| 業種 | その他の製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 15人 |
| 資本金 | 1,650万円 |
| 設立 | 1989年 |
1983年1月に金属機械部品の製造業として創業した。20年ほど使用してきた加工機械があり、精度の低下などで製造効率が悪化していた。受注先からの要望は日々高難度・短納期化しており、既存の加工機械だけでは対応しきれず受注機会を逃すケースが少なからず発生していた。2015年2月には、高難度・短納期案件に対応できる技術を獲得し中型金属製品のシェア拡大を図るため、経営革新計画を申請し承認を受けた。
抱えていた課題
やったこと
2016年4月に、大径・長尺物のワークを加工できる大型・高出力の最新鋭CNC旋盤を導入した。メーカーの指導を受けて従業員が取り扱いを習得し、主力製品であるシャフトの試削を行った。試削では設定が簡単で熟練工でなくとも操作できることを確認し、人為的なミスの可能性も下がり精度も向上した。従来2台の機械で行っていた切削と仕上げが1台で可能となり、仕上げ前に必要だった冷却時間が不要になって加工時間が大幅に削減できることも確認した。
主力製品である各種シャフトの加工時間は従来比で30〜40%削減された。製品の精度も大きく向上し、より高度な加工技術を要する受注に対応できるようになった。取引先との関係が強化され、ビジネスマッチングを通じて県外企業との新規取引も進んだ。新規取引先からの手間のかかる難しい注文にも丁寧に応えて信頼関係を築き、継続受注につながっている。
溶接部を挟み込む形で複数のヒーターを設置し、加熱範囲や加熱時間を厳密に制御する6点式自動抵抗加熱装置を導入した。
効果:自社設備の増強により他社からのリース費用が無くなり、コスト削減につながった
わかめ太茎のカット工程に高速裁断機を導入した。
効果:わかめ太茎1人あたりの裁断作業時間 120分→5分
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分