回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
有限会社アルファテック
成果夜間の無人作業により、通常日勤の作業時間に対して3割程度の作業時間が確保できた。
| 事業者名 | 有限会社アルファテック |
|---|---|
| 所在地 | 熊本県 高森町 |
| 業種 | 生産用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 13人 |
| 資本金 | 300万円 |
| 設立 | 1992年 |
当社は精密加工・金型部品の製造メーカーで、半導体製造装置関連部品と射出成形用モールド金型の製作を主力としている。従業員13人のうち半分が女性である。
抱えていた課題
やったこと
ワークサイズが幅600mm、長さ1000mm、高さ500mmの大型研削盤を導入した。夜間運転に向けて砥石の最適な加工条件を選定し、加工に取り組んだ。通常業務を時間内対応作業と夜間無人作業に分けて整理し、機種選定を行った。日勤時間内の作業効率を上げ、従業員の残業負担の軽減を図った。
| 加工機 | 大型研削盤(オカモト製) |
|---|---|
| その他 | ドレス作業の自動化 |
夜間の無人運転で研削作業が可能になり、加工時間のキャパシティが増えた。作業の効率化で生産性が向上し、社内の働き方改革にも効果が出た。納期が短縮され、従業員の残業も目に見えて減少した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
マシニングセンターや研削盤の利用はうかがえるが、経営戦略上の位置付けや過去の取組との一貫性は書かれていない。
半導体製造装置関連部品やモールド金型を扱うと書かれているが、市場動向や自社の強み・弱みの分析は読み取れない。
研削作業の夜間稼働率向上という課題と、夜間無人運転による加工時間の増加が具体的に書かれている。
夜間無人作業で通常日勤の作業時間に対し3割程度の作業時間が確保できたと数字で示されている。賃上げ目標は読み取れない。
作業内容の整理や機種選定を行ったと書かれるが、人材や事務処理体制の具体的な記述は薄い。
半導体製造装置関連部品や金型製作の対象は示されるが、顧客ターゲットや選ばれる理由の整理は薄い。
砥石条件の選定やドレス作業の自動化など課題解決の方法は書かれるが、スケジュールは明確でない。
公開されている事例からは読み取れません。
大型研削盤による加工製品の大型化対応がうかがえるが、高付加価値化や高価格化の水準は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
3割の作業時間確保や納期短縮が示されるが、補助金投入額に対する付加価値額の数値はない。
今後の自動化や他分野事業者との連携検討がうかがえるが、デジタル技術の活用の具体性は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
熊本県阿蘇郡高森町の企業であることは書かれるが、地域特性を活かした付加価値創出の内容は読み取れない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後もさらなる自動化を進める。顧客の多様な要望に応えるため、将来的には他分野の事業者との連携も検討している。
ロボットシステムの導入は中小企業にとっては大きな負担です。ものづくり補助事業導入により研削作業の夜間長時間稼動が無人にて可能になりました。今後もさらなる自動化を進めます。
公式の事例集より(原文のまま)
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
顧客の要求を満たすため、段取り、治具の製作、仕掛りスペース、待ち時間を減らす新型の複合加工機を導入することにした。
効果:部品1個の完成までの日数 3日→2日
3S活動を発展させた生産革新活動をベースに、自社オリジナルの工程見える化システムを構築した。
効果:工程管理表作成の担当者数 3名→1名