回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
八鹿酒造株式会社
成果封紙貼り付け作業はオペレーター1人と検品確認を行う1人で行っている
| 事業者名 | 八鹿酒造株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 大分県 九重町 |
| 業種 | 飲料・たばこ・飼料製造業 |
| 技術分野 | 機械制御 |
| 従業員数 | 111人 |
| 資本金 | 7,410万円 |
| 設立 | 1949年 |
同社の主力商品は大分麦焼酎「銀座のすずめ」シリーズで、販売から20年を経過したハイブランド商品である。年間約100万本を販売し、米国など海外でも人気が高く、今後の増産が期待されている。キャップには未開封を示す封紙のシールを貼っていたが、キャップから瓶にかけて曲線があるため、人の手による丁寧な貼り付けが必要だった。
抱えていた課題
やったこと
平成28年8月に新型タックラベラーを導入し、封紙貼りを自動化した。導入した機械は高速で通過する瓶をカメラで捉え、登録した画像から瓶の向きを判断して、貼り付けに最適な位置へ瓶を動かす仕組みである。シールはボトルの中心線を通る位置に貼るため、この位置決めが正確な貼り付けの要になる。当初は貼り付け具合の許容範囲の設定が難しく、厳密にしすぎると数ミリの誤差も不良となって作業が滞ったが、現在は1日約1万6000本のうち30本程度を不良として外す設定に調整した。
封紙貼りを自動化したことで、手作業による品質のムラがなくなり、ブランド価値を維持しながら生産能力も拡大した。製品充填工場は小ロット用・量産用・パック専用の3タイプが同時に稼働できるようになり、他銘柄の製造も可能になった。繁忙期の残業を回避でき、余剰人員で連続運転もできるため、出荷増にも対応できる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
ブランド維持と海外人気を背景に封紙貼りを自動化する方針が読み取れるが、既存事業との一貫性を示す記述は薄い。
海外でも人気があり今後増産が期待されると書かれ、強みは読めるが競争優位性の定量的裏付けは乏しい。
手作業の週2回7〜8時間やムラ、貼り直しの指摘という課題を示し、タックラベラー導入で増産と効率化を図る流れが読み取れる。
増産や3000本増加の可能性は書かれているが、付加価値額や賃上げの目標値は明示されていない。
導入担当の生産部次長や調整の経緯は書かれるが、補助事業の遂行体制の詳細は読み取りにくい。
ブランドの高級感と顧客からの指摘に触れるが、顧客ターゲットやニーズの裏付けは具体性が薄い。
導入時の調整課題と不良率30本程度の設定など運用は書かれるが、中長期の検証やスケジュールは示されていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
麦焼酎ハイブランドで高水準の商品とされるが、同分野での高価格化の数値的根拠は示されていない。
海外販路拡大やHACCP、ISO22000取得に触れるが、国が補助する波及効果や雇用創出の記述は限定的。
約100万本の販売規模と1日約1万6000本のラインで、人手作業の削減と増産の効果が数字でうかがえる。
カメラによる画像認識で瓶の位置を判断する点はうかがえるが、サプライチェーンへの貢献は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
大分県の食品や国酒の安全性を世界へ伝えると述べ、地域性への言及はあるが雇用や地域成長への言及は薄い。
海外を含む販路拡大に向けて取り組みを続ける方針である。
大分県の食品、日本の國酒は安全であることを八鹿酒造とともに世界のお客さまへ伝えたい
公式の事例集より(原文のまま)
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
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効果:処理時間 60分→5分
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