ものづくり補助金平成26年度建設業宮崎県

摩擦面処理及び錆落とし作業の効率化・高品質化

株式会社冨永鋼建

成果H形鋼加工本数(1日あたり) 10本→48本

この事例のポイント

  • 景気回復や震災復興の特需で受注が増え、多忙を極めて受注を逃す機会もあった。
  • H型鋼用のショットブラストを導入し、長さ8メートルのH形鋼の加工を機械で行えるようにした。
  • H形鋼加工本数(1日あたり) 10本→48本。ショットブラストの導入により、長さ8メートルのH形鋼の加工が1日あたり約10本から48本に増え、作業能力は約5倍になっ…

事業者のプロフィール

事業者名株式会社冨永鋼建
所在地宮崎県
業種職別工事業
技術分野接合・実装,表面処理
従業員数19人
資本金1,000万円
設立1983年

事業の背景

不況で鉄骨加工業者の数は減っていた。平成26年(2014年)当時、景気は回復基調にあり、鉄骨加工業界は非常に忙しい状況が続いていた。さらに震災復興の設備投資や東京オリンピックによる関東方面からの需要増加が見込まれていた。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力景気回復や震災復興の特需で受注が増え、多忙を極めて受注を逃す機会もあった。
  • 人手・技能大型案件の受注を広げるには、H形鋼の加工を人手から機械へ転換する必要があった。
  • 品質・精度品質の向上も課題だった。

やったこと

H型鋼用のショットブラストを導入し、長さ8メートルのH形鋼の加工を機械で行えるようにした。導入前は1日に約10本しか加工できなかったが、導入後は48本の加工が可能になった。機械化により長時間の作業にも対応できるようになった。

加工機H型鋼用ショットブラスト

事業の効果

  • H形鋼加工本数(1日あたり) 10本→48本

ショットブラストの導入により、長さ8メートルのH形鋼の加工が1日あたり約10本から48本に増え、作業能力は約5倍になった。大幅な時間短縮とコストカットに貢献し、大型案件の受注拡大と事業拡大を実現した。機械化によって身体的負担も大きく軽減され、作業環境も改善された。

審査の観点ごとの評価

いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています

観点の平均2.1 / 5

出典:公募要領 p.44(審査項目)

経営戦略との整合性60%
  • これまでの取組との一貫性3

    震災復興特需やオリンピック需要で受注が増えた状況は読めるが、過去の取組との一貫性や経営戦略上の位置付けは書かれていない。

  • 強み・弱みを踏まえた優位性2

    関東方面からの需要増加に触れるのみで、自社の強み・弱みや競争優位性についての記述は読み取れない。

  • 課題の認識と解決4

    大型案件の受注拡大と品質向上という課題を、H型鋼用ショットブラストの導入で解決したと明記されている。

事業の実現可能性40%
  • 付加価値・賃上げの目標5

    8mのH鋼加工が1日約10本から48本へ、作業能力が5倍になったと数字で示されている。

  • 事業を進める体制1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 顧客とニーズの裏付け2

    受注拡大の需要背景はうかがえるが、顧客ターゲットや選ばれる理由の整理は書かれていない。

  • 事業化までの道筋1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 財務と資金の調達1

    公開されている事例からは読み取れません。

新市場性・高付加価値性20%
  • 新しさ・高付加価値1

    公開されている事例からは読み取れません。

公的補助の必要性47%
  • 波及効果・雇用2

    震災復興や東京オリンピックによる需要増加はうかがえるが、波及効果や雇用創出としての国の補助理由は書かれていない。

  • 費用対効果4

    導入で作業能力が5倍になり、時間短縮とコストカットに貢献したと具体的な成果が示されている。

  • イノベーションへの貢献1

    公開されている事例からは読み取れません。

政策面30%
  • 成長分野への進出1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 地域経済への波及2

    関東方面からの需要増加にふれるが、地域の特性を活かした雇用や地域経済成長への言及は読み取れない。

5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成26年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。