ものづくり補助金平成26年度製造業鹿児島県

X線検査装置導入による異物混入防止徹底とリードタイム短縮への取組み

小正醸造株式会社

この事例のポイント

  • 既存のウェイトチェッカーでは、製造設備などの微小な部品類の混入を検出できなかった。
  • 既存パックラインの末端にX線検査装置を追加設置し、パック詰め商品の出荷直前の検査をX線装置で行う体制を整えた。
  • X線検査装置により、製造工程中や原料に混入した異物を、オンラインで非破壊による全数検査として直接確認できるようになった。

事業者のプロフィール

事業者名小正醸造株式会社
所在地鹿児島県 鹿児島市
業種飲料・たばこ・飼料製造業
技術分野製造環境,測定計測
従業員数102人
資本金3,000万円
設立1953年

事業の背景

当社は明治16年の創業以来、鹿児島で焼酎一筋に造り続けている。主力商品は焼酎で、ノンアルコール焼酎などのパック商品の需要が近年海外で急速に高まっている。パック商品のシェアは年々増加しており、出荷前の検査を徹底する必要が高まっていた。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 品質・精度既存のウェイトチェッカーでは、製造設備などの微小な部品類の混入を検出できなかった。
  • 生産能力パック詰め商品の異物検査に時間がかかり、検査に要するリードタイムが長かった。

やったこと

既存パックラインの末端にX線検査装置を追加設置し、パック詰め商品の出荷直前の検査をX線装置で行う体制を整えた。導入したX線異物検査機は、SUS球φ0.7mm、SUS線2mm長さ(垂直)φ0.4mm、SUS線2mm長さ(平行)φ0.5mm、セラミック球φ3.0mm、ガラス球φ3.0mm、アルミニウム球φ3.0mmの異物を、10回中10回検出できることを記録として確認した。透過画像による形状認識により、異物だけでなく欠品、割れ、欠けも検査できるようになった。

検査測定X線異物検査機設備一式

事業の効果

X線検査装置により、製造工程中や原料に混入した異物を、オンラインで非破壊による全数検査として直接確認できるようになった。目視や計量では対応しにくい微小な異物も確実かつ速やかに検出でき、異物混入防止を徹底できた。透過画像による形状認識で欠品、割れ、欠けも検査できるようになった。検査に要していたリードタイムを大幅に短縮することができた。

今後の展望

これらの成果を活かし、お客様に満足してもらえる商品づくりに取り組んでいきたいとしている。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成26年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。