自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
株式会社フジ技研カゴシマ
成果加工精度 0.2mm→0.05mm
| 事業者名 | 株式会社フジ技研カゴシマ |
|---|---|
| 所在地 | 鹿児島県 曽於市 |
| 業種 | 輸送用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 54人 |
| 資本金 | 3,000万円 |
| 設立 | 1998年 |
株式会社フジ技研カゴシマは、三重県の自動車試作会社である株式会社フジ技研の100%子会社として平成10年に創業した。主要業務は自動車用検査治具の設計・製作で、主要な自動車関連企業から受託している。自動車は1台あたり約2万点の部品からなり、金型などで成型された部品の寸法管理には検査治具が使われるため、治具には品質と作業性の高さが求められていた。
抱えていた課題
やったこと
生産工程を見直して組織を再編し、新たに両頭フライス盤を導入した。両面同時研削技術を構築し、6F材の加工を社内で行うようにした。従来は黒皮材を購入して6F材に加工していた工程を内製化し、材料費の削減と納期短縮を図った。加工精度は±0.2mmから±0.05mmへ向上した。
| 加工機 | 両頭フライス盤 |
|---|
6F材の加工を社内で行えるようになり、材料費を30%削減した。納期は3日間短縮できるようになった。素材の加工精度も±0.2mmから±0.05mmへ向上した。これらによりリードタイム短縮とコスト削減を実現した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
過去の取組として分業化や組織再編、両頭フライス盤の導入が書かれ、自動車検査治具の設計製作という事業の一貫性はうかがえる。
主要自動車関連企業からの受託や高い信頼性、三次元測定機の保有が書かれているが、市場動向との関係は述べられていない。
黒皮材の社内加工で材料費30%削減と3日間の納期短縮、精度±0.2mmから±0.05mmへの向上が数字で示され、課題と効果が対応している。
材料費30%削減や3日間の納期短縮、精度向上の数値が実績として示されているが、賃上げや付加価値の目標値は書かれていない。
従業員54名や一連の工程を自社完結できる体制はうかがえるが、補助事業を遂行する人材や事務処理体制の記述は薄い。
自動車部品の検査治具を中心とした設計製作と高い信頼性が書かれ、顧客や選ばれる理由はある程度読み取れる。
今後の取り組みとして在庫材製作のための社内設計標準化と短納期化が書かれ、スケジュールは示されていないが方向性は明確。
公開されている事例からは読み取れません。
自動車用検査治具の内製化という分野で、高水準の高付加価値化を図る記述はうかがえるが、新市場性を示す記述は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
材料費30%削減や3日間の納期短縮の効果は読み取れるが、補助金額に対する費用対効果は示されていない。
three-dimensional data活用や三次元測定機の保有が書かれ、デジタル活用はあるがサプライチェーンへの貢献までは示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
三重県やタイ、インドネシアにグループがあることは書かれているが、地域の特性を活かした付加価値創出の説明は乏しい。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
在庫材料を製作できるよう社内設計の標準化を進め、さらなる短納期化を目指す。
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
NC自動旋盤機を導入し、材質SS400、ワークサイズφ154×43Lのテストピースを用いて加工条件を検討した。
効果:同心度・円筒度の繰り返し加工精度 30μm→10μm