自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
カツヤマファインテック株式会社
成果金型部品の形状精度 1倍→2倍
| 事業者名 | カツヤマファインテック株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 静岡県 浜松市 |
| 業種 | 輸送用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 精密加工,測定計測 |
| 資本金 | 3.87億円 |
| 設立 | 1954年 |
昭和29年に塗装工場として創業し、昭和44年から人命を守る重要保安部品である自動車用シートベルト部品の加工を開始した。これが今日の主力製品となっており、金型の設計・開発からプレス加工までの一貫生産体制を構築している。ショルダーアジャスターの構成部品である「スライダー」は同社が工法改善を提案して生産を開始したもので、国内では同社のみが製造している。採用するメーカーや車種が徐々に増加しているが、現在の生産体制・品質検査体制では顧客の納期や生産量に対応しきれなくなっていた。
抱えていた課題
やったこと
金型部品を製造するワイヤ放電加工機を導入し、金型部品の形状精度と面粗度を向上させた。放電加工された金型部品は、従来製品と比べて形状精度が約2~4倍、表面粗さが約14倍の精度に向上した。また金型部品にラップコーティング処理を施し、さらなる長寿命化を図った。検査にはワンショット3D形状測定機を導入し、製品を切断せずに形状を測定できるようにした。
| 加工機 | ワイヤ放電加工機 |
|---|---|
| 検査測定 | ワンショット3D形状測定機 |
金型部品の形状精度と面粗度が向上し、プレス加工の不良品発生がゼロになった。金型の寿命が2倍に延び、金型要因によるプレス機の稼働停止時間が減ってスライダーの製造工程の生産性が向上した。検査は切断が不要になり、1製品あたり30分の検査時間が5分に短縮された。増産要請に対応できる生産能力を確保して受注量が拡大し、品質管理の向上により自社の信用力も高まった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業以来の自動車用シートベルト部品加工と一貫生産体制を背景に、スライダー生産の高度化を図った流れが読み取れる。
スライダーは国内で同社のみが製造する部品と書かれ、安全性評価を強みとする点がうかがえるが、市場動向との対比は薄い。
金型摩耗や面粗度、検査時間30分などの課題を挙げ、ワイヤ放電加工機と3D形状測定機で対応した具体的な流れが書かれている。
形状精度2~4倍、表面粗さ約14倍、不良品20個中1~2個から0、検査30分から5分など数値目標と結果が示されている。
人材や事務処理体制について事例文中に記述がなく、設備導入の話にとどまる。
安全性や軽量化が評価されている点、顧客からの納期と品質の要求が書かれているが、顧客ターゲットの整理は薄い。
設備導入と検査体制の改善という手順は読み取れるが、スケジュールや中長期の検証内容は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
国内で唯一同社のみが製造するスライダーという点や、同分野で高精度化を図った取組が具体的に書かれている。
人命にかかわる重要保安部品の安全性向上という社会的意義はうかがえるが、経済波及や雇用創出の記述は見当たらない。
不良品削減、寿命2倍、検査時間短縮など投資効果の数値が示されており、費用対効果の観点が読み取れる。
ワイヤ放電加工機と3D形状測定機の導入はうかがえるが、デジタル技術の活用や地域・サプライチェーンへの貢献は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
浜松市に所在する企業で地域の製造業としての位置づけはうかがえるが、地域特性を活かした雇用創出の記述は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程