回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社上田製作所
成果アルミ部品の売上比率 0%→4%
| 事業者名 | 株式会社上田製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都 東京都大田区 |
| 業種 | 輸送用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 45人 |
| 資本金 | 3,000万円 |
| 設立 | 1953年 |
売上の半分はスイッチ、もう半分はNC旋盤やマシニングセンタによる金属加工となっている。保有設備は工作機械45台、検査機や測定器26台である。昭和57年にいすゞ自動車から直納指定工場に認定され、以来継続している。
抱えていた課題
やったこと
複合マシニングセンタのファナック製『ロボドリルα-D21LiA5』を導入し、アルミ鍛造からの複雑形状を高品質で加工できるようにした。キーエンス製の画像検査装置『IM-6700』も導入し、社内で画像による寸法測定を可能にした。設備導入後、大手オートバイメーカーのエンジン保護部品を試作から量産まで受注し、転んだ際に潰れにくい強度を出す厚さを探るため、メーカーと試作を繰り返した。
| 加工機 | ロボドリルα-D21LiA5 |
|---|---|
| 検査測定 | IM-6700 |
新しい製品・サービス:アルミ鍛造からの複雑形状部品の加工
画像検査装置の導入により寸法を正確に測定でき、ヒューマンエラーによる測定ミスがなくなった。複合マシニングセンタの導入で、外観の美しさも求められる高品質な製品の加工が可能になった。これにより高速鉄道の部品やオートバイのエンジン保護部品など新規受注につながった。アルミ加工は売上の4%程度まで育ち、試作から量産まで安定した品質で供給できるようになった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
昭和57年以来いすゞ自動車へ直納を続けている点から、既存の取引実績との一貫性はうかがえる。経営戦略上の位置付けは明示されていない。
いすゞの一次サプライヤーであり続けている品質力が強みと書かれ、アルミ受注の拡大も挙げられている。市場動向の分析は書かれていない。
アルミ売上が設備導入前の0%から現在4%程度になり、目標10%と書かれている。課題認識の詳細は限定的。
アルミ売上比率を4%から10%へ増やす目標が示されている。付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
導入から約4年、3台のロボドリルを20代の若手社員が任されていると書かれ、体制の一端はうかがえる。事務処理能力は不明。
高速鉄道のリクライニングシート部品やオートバイのエンジン保護部品など、受注先と用途が具体的に書かれている。
今後の展望としてアルミ受注拡大が述べられているが、遂行方法やスケジュールの記載は乏しい。
公開されている事例からは読み取れません。
複雑形状のアルミ加工や高品質加工への挑戦は書かれているが、分野の普及度や高価格化の数値は示されていない。
高速鉄道やオートバイ部品の新規受注に触れているが、波及効果や雇用創出の記載は見られない。
ヒューマンエラーによる寸法測定ミスがなくなったと書かれているが、補助金投入額に対する費用対効果の数値はない。
画像寸法測定の導入が述べられているが、サプライチェーン全体のイノベーションへの貢献は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
大田区の事業者であることは住所から分かるが、地域特性を活かした付加価値創出の記述は乏しい。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
アルミの受注をさらに増やし、売上の10%を目標としている。いすゞ自動車の一次サプライヤーとして培った品質力と技術力を強みに、新たな挑戦を進める考えである。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
非接触三次元測定機として、丸紅情報システムズ株式会社扱いのGOM社製光学式非接触三次元測定機ATOS CS-5Mとデータ加工・検査ソフトG…
効果:表面偏差 1mm→0.01mm