ものづくり補助金平成26年度生活関連サービス業、娯楽業沖縄県

健康管理を重視した通いやすい価格の中高年向けプログラムの開発

株式会社アイリスエステサロン

この事例のポイント

  • 施術に時間がかかっており、低価格の健康維持サービスを実現するには施術時間の短縮など生産効率の向上が必要だった。
  • 健康維持のための低価格サービスを実現するため、生産効率の向上を目的に設備を導入した。
  • 施術時間の短縮により、サービスの実現が可能だと考えられる結果となった。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社アイリスエステサロン
所在地沖縄県 那覇市
業種洗濯・理容・美容・浴場業
従業員数25人
資本金1,000万円
設立1988年

事業の背景

当社のターゲット層は40〜60代の中高年である。健康を維持するための低価格サービスの提供を目指していた。美容業を主なフィールドとする当社にとって、「中高年の健康」というテーマは医療・医師会との共存も含め検討項目が多い分野だった。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力施術に時間がかかっており、低価格の健康維持サービスを実現するには施術時間の短縮など生産効率の向上が必要だった。
  • 人手・技能技術の習得や採用者が現場で独り立ちするまでの教育に長い期間がかかっていた。

やったこと

健康維持のための低価格サービスを実現するため、生産効率の向上を目的に設備を導入した。施術時間の短縮を目指し、最新機械の機能と使い勝手の向上によりこの点をクリアした。技術の習得期間の短期化について、中途採用者で試したところ、当社の過去の実績と比較してスピードアップが図られた。機械の導入にともない人材育成マニュアルも整備し、採用から現場で独り立ちするまでの教育期間も短縮した。

新しい製品・サービス:健康管理を重視した、通いやすい価格の中高年向けプログラム

事業の効果

施術時間の短縮により、サービスの実現が可能だと考えられる結果となった。施術時間が短くなればカウンセリングの時間が広がり、低価格を保ちながら結果を出す力が高まると見込まれる。技術の習得期間が短くなり、中途採用者の現場での独り立ちまでの教育期間も短縮できた。これらの成果から、健康を維持するための低価格サービスの位置づけを視野に入れつつ、健康管理のサポートに取り組む方針である。

審査の観点ごとの評価

いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています

観点の平均2.3 / 5

出典:公募要領 p.44(審査項目)

経営戦略との整合性53%
  • これまでの取組との一貫性3

    美容業を基盤に「美容の中の健康、健康の中の美容」という位置づけを示し、中高年の健康サポートへの方向性は読み取れる。

  • 強み・弱みを踏まえた優位性2

    市場や競合の動向、自社の強み・弱みの分析は書かれておらず、40〜60代向けの低価格サービスという方針がわずかにうかがえる程度。

  • 課題の認識と解決3

    施術時間の短縮と技術習得期間の短縮という生産効率の課題を認識し、設備導入で対応した点は読み取れるが、高付加価値化の具体策は薄い。

事業の実現可能性52%
  • 付加価値・賃上げの目標2

    低価格化と結果力向上への予想は述べられているが、高付加価値や賃上げの数値目標は書かれておらず、実現可能性の根拠も乏しい。

  • 事業を進める体制3

    機械導入に合わせて人材育成マニュアルを整備し、採用から独り立ちまでの教育期間を短縮したと書かれており、体制面の取組は読み取れる。

  • 顧客とニーズの裏付け3

    ターゲットは40〜60代と明確で、低価格の健康維持サービスという内容も示されているが、ニーズの裏付けは書かれていない。

  • 事業化までの道筋2

    医療・医師会との共存など検討項目が多いと課題に触れているが、遂行方法やスケジュール、解決方法は示されていない。

  • 財務と資金の調達3

    財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。

新市場性・高付加価値性40%
  • 新しさ・高付加価値2

    中高年の健康を維持する低価格サービスという内容は書かれているが、分野の普及度や高水準の高付加価値化を示す記述はない。

公的補助の必要性40%
  • 波及効果・雇用2

    中高年の健康を支えるサービスの社会的意義は述べられているが、雇用や需要創出などの国が補助する理由は具体的に書かれていない。

  • 費用対効果2

    施術時間短縮や教育期間短縮という効果は書かれているが、補助金額に対する付加価値や生産性の数値は示されていない。

  • イノベーションへの貢献2

    最新機械の導入による使い勝手の向上は書かれているが、デジタル技術の活用や業界全体への波及効果は読み取れない。

政策面30%
  • 成長分野への進出2

    中高年の健康管理サポートへの取組は書かれているが、成長分野への進出や日本経済の構造転換に関する記述はわずかしかない。

  • 地域経済への波及1

    地域の特性を活かした付加価値や雇用創出についての記述は見当たらず、公開情報からは読み取れません。

今後の展望

今後は「美容の中の健康、健康の中の美容」という位置づけも視野に入れながら、健康管理のサポートに取り組んでいく方針である。

業種と困りごとが近い成果事例

滋賀県生活関連サービス業、娯楽業平成25年度

ソーター導入による売上・付加価値額の増加

アセンブリ工程のうち、②分類10から④アセンブリ迄の工程をソーター(クリーニング品を自動で連番に並べ替えて排出する装置)により自動化した。

効果:作業時間(月間) 3,266分/日→1,438分/日

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成26年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。