ものづくり補助金平成26年度製造業沖縄県

リサイクル硬質ポリ塩化ビニル管の製造

沖水化成株式会社

この事例のポイント

  • 再生原料を使った塩ビ管は、メーカーごとの原料配合の違いなどにより焦げ付きや部分的な強度不足が生じ、製品化できなかった。
  • ペレット状になった再生原料をさらに細かくする微粉砕装置を導入した。
  • 本事業で製品化したリサイクル有孔管とエコカラーVPは、沖縄県の「ゆいくる」認定を取得し、平成28年11月に生産・販売を開始した。

事業者のプロフィール

事業者名沖水化成株式会社
所在地沖縄県 沖縄市
業種プラスチック製品製造業
技術分野立体造形
従業員数30人
資本金2,409万円
設立1965年

事業の背景

当社は創業以来、硬質塩化ビニル管の製造・販売を行ってきた。自社製品の製造工程で出る不良品や建築現場の廃材を回収したリサイクル管も生産している。近年は廃棄物業者が回収した他メーカー製品を含む産業廃棄物を原料とした塩ビ管の生産を試験的に行っていたが、製品化には至らなかった。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 品質・精度再生原料を使った塩ビ管は、メーカーごとの原料配合の違いなどにより焦げ付きや部分的な強度不足が生じ、製品化できなかった。
  • 新製品・新技術再生原料を微粉砕して均一に混合すれば製品化できると考えたが、それを実現する設備がなかった。

やったこと

ペレット状になった再生原料をさらに細かくする微粉砕装置を導入した。県内の公共工事で使用される有孔管を試作し、形状と強度がJIS規格の範囲内に収まることを確認した。その結果を受けて生産に踏み切ることにした。微粉砕装置の導入により、ペレット状の原料をさらに細かくすることが可能になった。

新しい製品・サービス:リサイクル有孔管・エコカラーVP

事業の効果

本事業で製品化したリサイクル有孔管とエコカラーVPは、沖縄県の「ゆいくる」認定を取得し、平成28年11月に生産・販売を開始した。県発注の公共工事で採用されたが、まだ利益を計上するには至っていない。平成29年2月からは内部にリサイクル原料、外部にバージン原料を使う2層管も「ゆいくる材」として販売を始めた。

今後の展望

リサイクル有孔管は認知度が低いため、今後のPR活動を強化する。2層管により民間工事での競争力を高め、売上増大を目標とする。

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出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成26年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。